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2014年4月8日火曜日

寄り添うということ

家内が今日から入院した。予定では二週間の滞在だ。
家内が家を空けるのは、子供が入院した時以来である。
私は仕事や研究調査で家を空けることはたまにあったし、3年前には2週間入院した。
下宿の経験の無い家内にとって、一人で外泊するのはほとんど初めてのことである。
手術への不安も大きいだろうが、心細いだろうなと気にかかる。

いつもの場所に家内がいないというのは、寂しいと言うより、帰りが遅いなと言う感じである。
というのも、仕事の関係で家内が私より遅く帰ってくることがままあった。
先に飲んで眠ってしまうこともあって、起こされることがしばしばあった。
今日は起きているのに、当たり前のことだが、いっこうに帰ってこない。
メールが来たので、返事を書いたが、気になって電話した。
電話は会話が長く続かない。
家内とは昔から長電話したことが無いのである。
こたつに入ってテレビを見ながらやドライブだと、たわいも無いことをずっと話し続けるのに・・・
病室は大部屋で、喋ることはなるべく控えねばならなかった。
これから毎日見舞いに行くにしても、家に帰ってからは、「ああ、今日も帰ってこないのか」と思い続けなくてはならないのだろう。





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