数日前から風呂場の洗面台の下に水が溜まっていた。
茶色い錆の混じった水だった。
気がついたのが夜だったので、翌朝に家内に見ておくように言って出かけた。
家内は洗面所の水道の止水コックのあたりが漏れているので、タオルを巻いておいたとメールをよこした。
夜に家に戻って、洗面所を見たら水漏れは無いので、翌日にしっかりと見ることにした。
予め休みを取っていたので、水道を見てみようと洗面台の下をのぞいた。
家内が水請けにした容器も漏れた水でいっぱいになっている。
これは根本的に直す必要があると思った。
台の下には扉がついているのだが、その扉が壊れかけている。
壊れかけた扉が修理の邪魔になるので、はずそうと思って持ち上げたら、水が噴き出してきた。
急いで、家の外の水道の止水コックを閉じに行った。
戻ってみると、洗面所の下は池のようになっている。
急いでありったけのタオルで水を拭いた。
よくよく見ると、蛇口につながる止水コックの根元が錆びてとれかかっている。
用具を使って、その部分を取り除いた。
元の栓を閉めたので、水道が全く使えない。
夜勤から戻った息子はシャワーも使えないし、そもそもトイレの水も流せない。
ホームセンターが開くのを待って、急いでとりあえず止水栓とパテを買いに行った。
洗面台の下は、もう板が腐って底が抜けている。
コンクリートの壁から出た水道管に止水栓を取り付けるために、奥の板も邪魔になったので壊した。
何とか止水栓をはめて、パテを巻いた。
外の水道の止水コックを開いても水が漏れてこないので、安心したがこれで洗面台の水道蛇口は使えない。
ただ、温水用の蛇口は使えるので、しばらくはそれのみを使うほかは無い。
家を建てて、20年ほどになる。
引っ越した夏も今年のように、雨がよく続いて米が不作となった。
電気製品は既に壊れて買い換えているが、こうやって水道にも問題が出始めた。
数ヶ月前に洗面台の蛇口の漏れを直したばかりだった。
リフォームといいうのが、他人事では無くなってしまった。
これからは老後を見据えて、リフォームをする必要もあるだろう。
こんなハプニングは山崩れで家を失った人のことを思えば、大したことがない。
ただ、もしものことに備えることは、大小に違いは無いと思う。
壊れることを念頭に、家は建てるものだと言うことに関しては・・・
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