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2018年11月20日火曜日

カラスと犬に食われる柿

うちの近辺では、柿の木がやたら多い。
今年もたわわに実がなって、赤くなっている。
しかし、柿は人気が無い。
だから、庭に植えている人も、必要なだけ採って放っている。
畑の片隅に植えている柿の木は、立派になっていても放りっぱなしである。
実が熟してくると、カラスがつつきに来る。
そして、半分食べさしの実が、道ばたに転がっているのである。
それを愚犬クロは、がっついて食べるのである。
飼い犬にしては、見苦しい限りではあるが、道の掃除にもなると思って食べさせている。

先日も、庭先においておいた、コンテナに柿がいっぱい入れてあって、中にくれた人が特定できる写真が入っていた。
この柿の実は、私の弁当のデザートになったりしている。
そして、クロの餌の大事なデザートでもある。
自分の母親にもお裾分けして、何とか少なくなった。
私は決して、柿は嫌いでは無い。
昔から、熟し柿が大好きだった。
しかし、糖尿病を患ってからは、極力甘い果実は避けているのである。
去年は、もらった柿を干してから、焼酎に漬けたりもした。
今年は、アルコールの飲む量も減らしている。

子供の頃に住んでいた、赤穂尾崎の家の向えの家には、柿の木があった。
子供の頃は貧しくて、果物など滅多に買ってもらえなかったので、その柿の実がおいしそうに見えた。
お裾分けしてもらうと、兄弟で喜んで食べた。
当時は、柿は滅多に食べられない、贅沢品だったのである。
今は、誰も見向きもされなくなった柿。
柿酢が健康に良いというので、作ってみるのも手ではある。
せっかく、たわわになっている柿の実を、カラスや犬に食わせるのはもったいない。

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