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2018年11月13日火曜日

さらばLet's note ようこそEndeavor

突然のことだった。
いつ壊れても不思議はないと思っていたが、突然「プツッ」と音がして、画面が消えた。
その前にACアダプターが壊れて、別のボルトが高いもので充電していたのが悪かったのだろうか。
CF-R5のドライブがないもので、12年ほど前に当時大学生協で15万円ほどした。
一度動かなくなり、初期化して復活した。
数年ほど前からフリーズすることが多くなり、無理な使い方はしていなかった。
家では画面が小さいので大きなディスプレイにつないで使ったりしたが、職場に持って行って使うのには便利だった。
買った当初はプロジェクターを使った授業でずっと使っていた。
暑い教室でハードディスクが壊れてしまったこともあった。
兵庫教育大に長期研修に行っていたときも、教室や図書室でよく使った。
そして、奄美の与路島や鹿児島なのに調査に行ったときも、ずいぶん役に立った。
私にとって一番思い出深いパソコンといえるだろう。

近年調子が悪くても使い続けていたのは、OCRの「読んでココ」をどうしても使いたかったからだ。
「読んでココ」はXP以外ではうまく動かなかったので、ネットが使えなくなっても使い続けた。
Win10になってスムーズに動き出したので、最近は最新機の補助として使っていた。

壊れてしまってから、Let's noteの後継機を探したが、結局EndeavorのNA513Eというポータブルなノートパソコンを買った。
今回はボーナスセールということで、特価品が出ていたからだ。
これよりも高機能で安いパソコンは他のメーカーにあったが、信頼性を重視した。
私は以前にはデスクトップのEndeavorやEdicubeをずっと家で仕事用に使っていたからだ。
子供や家内が使い出したので、家庭用はNECや富士通の製品を使うようになっていた。
注文した後で、Youtubeで1万円の中古のLet's noteをチューンアップしているのを見て、自分もすればよかったかとも思った。
今後、場合によって職場で使うのに、高性能の中古の安いパソコンを改造する手もあると思った。

今回のNA513EはCore i5-7200ではあるが、SSDを使っているので軽快だ。
家庭用に買った富士通がi7の最新鋭を使っていたのに、非常に重かったのとは大違いである。
画面も13.3型ながら、以前のLet's noteのように不自由は感じない。
外付けのハードディスクの読み取りや書き込みが、富士通のパソコンは悪かったのだが、それもだいぶましになっている。
ディスクドライブも、滅多に使わないので外付けの安いのを買った。
Let's noteとは12年のお付き合いだったが、今度は何年お付き合いできるだろうか。
考えてみれば以前うちで飼っていた犬も、12年ほどで亡くなってしまったので、同じような寿命といえる。
ドッグイヤーという言葉は、最新のパソコンの世界では通用しないが、私には十分通用する。
ましてや「読んでココ」などは、よほどいいのが出ない限り、一生使い続けるだろう。
これからは良いものを、上手に再利用していくのが身の程に合っていると思っている。

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