以前使っていたヘアーカッターが壊れて以来、何度も電気屋で買おうとしたが、家内の反対にあい買えなかった。
今回も、安い散髪屋へ行こうか、自分でヘアーカッターを買おうか迷った。
60歳になったから、その散髪屋は200円安くしてくれる。
しかし、いくら安くても、これから先に何度も通う時間と金はもったいない。
そこで、意を決して、電気屋に一人で行き、ヘアーカッターを買うことにした。
電気屋では、2000円ほどの物から、1万円を超える物まで、色々あった。
高い物は最初から買う気は無いので、一番安いのにするか、二番目のにするかで迷った。
3000円前後の物は、色々品数があった。
よく知られたメーカーや髭剃り機で有名なブランドものもあった。
結局、知らないメーカーだが、三種類のアタッチメントが付いている、3000円ほどの物を買うことにした。
以前リサイクルショップで買った安物は、長さの調節が上手くいかなくて失敗が多かったからだ。
早速、家に帰って、洗面所の前に立ち、セルフカットを始めた。
今回買ったヘアーカッターは長さの調節がしっかり出来る。
ただ、こしのなくなった私の髪は、アタッチメントに絡みついて美味く刈れない。
水で髪を濡らしたり、アタッチメントをカッターにつけたまま洗ったりした。
そして、何とか思うように仕上げることが出来た。
昔のように、丸刈りに近いスポーツ刈りではなくて、前髪は長めに残した。
要するに、てっぺんが薄いので、頭の横と後ろをてっぺんに合わせただけなのである。
一番、刈りづらかったのは、細い襟毛だった。
髪が伸びて、一番みっともないのは、襟毛だが、これを髭剃りで剃ると、わかめちゃん状態になる。
なんとか、一番短い長さにアタッチメントを調節して、刈ることが出来た。
家内が買い物から戻ってきたので、「散髪したで」と言うと、最初は散髪屋に行ったと勘違いして、「それは良かった」と言ってくれた。
しかし、私がそばに放っておいた、ヘアーカッターの箱を見て、「おかしいと思った」と直ぐ見破られた。
しかし、一見しては分からなかったのだから、箱を隠しておけば、下手な散髪屋でしたと誤魔化せたのかも知れない。
実は、ヘアーカッターを買おうと思ったのも、安い散髪屋では、スポーツ刈りを頼むと、殆どはさみは使わない。
「何枚にしますか」と聞かれて、バリカンで殆ど済ましてしまう。
それなら、自分でやっても良いのでは無いかと思ったのだ。
スポーツ刈りは、髪が伸びてきて、耳にかかるようになると、それが煩わしくなる。
自分で耳の周りをはさみで切るのだが、綺麗にはそろわない。
その点で言えば、ヘアーカッターなら綺麗にそろえることが出来る。
今後は、眉毛の手入れも考えねばならないだろう。
これから腕を磨いて、セルフカッターのエキスパートになろうと思う。
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