平成が終わった。
私が赤穂から上郡の今の新居に移ったのは平成5年であった。
新しく令和が始まるからというのでは無いが、この10連休を利用して家の周りを片付けた。
そしたら、外に置いていたキッチンワゴンテーブルの引き出しから、ディズニーランドの一日パスポート券が出てきた。
’97.8.22(平成9年)の子供用二枚で、おそらく子供のために記念にとっておいたんだと思う。
このディズニーランドで家族で過ごしたのは、家内の弟の結婚式に行くついであった。
家族4人で色々出かけたが、4人だけでホテルに泊まった旅行は、今のところこれっきりである。
懐かしいと思いつつ、今回は思い出に浸っている場合でも無い。
何せ、片付けせねばならないものが山積みなのである。
家内に言わせればゴミを拾ってくるという。
たぶん、実家から持って帰ってきた、父が使っていた自転車や、大工道具のことを言っているだろう。
私は使うつもりで持って帰ったのだが、結果的にはあまり使っていない。
しかし、捨てるには忍びないので、家の周りの片隅に置いてある。
とにかく私はなかなか捨てることが出来ない性格で、家の周りが酷い状態になっていた。
それも、ここ数日の片付けによって幾分は見られるようになった。
家の周りは少しは片付いたが、家の中には平成の時代物がいっぱいある。
私はほぼ平成が、教員生活に匹敵する。
昭和の終わりに教師になり、平成の終わりに早期退職をした。
因みに今度の天皇陛下は、学年としては私と同じである。
60間近になって、本来の役目に就かれるというのも、考えさせられる。
私は、60前に退職をして、第二の人生を考えている。
第二の人生を、本来の役目にすることが出来るのか?
いや、天皇陛下を見習うなら、自分も本来の役目に就くべきなのだろう!
このところ、若かりし頃の暮らしを懐かしみ、この先の老後を憂うことが多かった。
令和になったことで、その平成の暮らしに区切りをつけ、新しい暮らしを築く必要があると思うことにした。
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