昨日からプールでフィン(足ひれ)を付けて泳いでいる。
予め使用の確認をとってあるが、都会のプールでは普通は使用禁止だろう。
以前は、学校のプールで生徒と一緒に泳ぐ時に、クラブで買っておいたフィンを付けて泳いだ。
生徒は滅多にフィンは付けないが、キックの強化にたまに使っていた。
自分は生徒のスピードについていくために用いた。
特にバタフライや背泳では役に立った。
実際に今回フィンを使ってみると、クロールではそれほど早いタイムで泳げていない。
むしろ、足に負担がかかって、重く感じられた。
やはり、バタフライの練習を始めてから、フィンの威力を感じ始めた。
キックにしろ片手バタフライにしろ、普段回すタイムよりも10秒ほど早く回せた。
そして、何よりもバタフライのスイムは50mを50秒をきって泳ぐことができた。
普段は軽く1分はかかってしまう。
しかも、それほど辛くは無い。
25mも20秒ほどで泳げてしまうし、楽だ。
背泳に関してもキックがしっかりと打てるので、早い回しで泳げるし楽に泳げた。
このフィンを練習で使えることによって、練習が楽しくなった。
先日は別のプールで隣の若い現役選手が練習に使っていて、その迫力に魅せられたが。
今度は私も彼の横で彼の泳ぎに少しでも近づけたらと思う。
これまでは糖尿病治療のために義務的に泳いでいたが、これからは楽しみでも泳げそうだ。
週3回といわず、週4回や5回もできるかもしれない。
そして、何よりも海で使うこともできる。
今まではSUPで泳ぐことはやっていなかったが、これからはオープンウォーターとしても楽しみで使えるし、シュノーケリングをしても良さそうだ。
これで、私は文字通り海豚に一歩近づいたことになる。
どうしても水泳は孤独で周りの変化に乏しい運動になってしまう。
水族館のイルカは芸をしているときは楽しげに見えるが、狭い水槽を泳いでいる様子は哀れにさえ見える。
深さはあるが広さでは人のプールに劣っている。
ただ、人もコースロープで仕切られたコースの中を行ったり来たりするだけだ。
水族館のイルカとあまり変わりは無いかもしれない。
海に出て初めて自然に生きる海豚に近づけそうだ。
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