先日高市総理が首相官邸に引っ越しするときに、 裸足に雪駄を履いていたというのでネットでも大騒ぎになったという。
その雪駄は私が学生時代に履いていた安物の雪駄とは大違いである。
雪駄は使われる材料によってピンキリで、底に皮が使われているような高級品は手が出ない。
高市総理の雪駄は奈良県の「DESIGN SETTA SANGO(デザイン セッタ サンゴウ)」 のブランド品だった。
私は学生時代は下駄は滑りやすいので大学では使いづらく、主に風呂に行くときなどに使っていた。
雪駄は夏場にゴム底のものを使っていたが、一番気に入っていたのは自転車のタイヤを底に張った職人雪駄であった。
なぜ雪駄が良かったかというと、靴下をはかなくて良いし、サンダルよりも歩きやすかったからだ。
しかし、その雪駄でとんでもない痛い思いをしたことは、以前に「下駄に釘」で詳しく書いたが、その経験から遠ざかった。
本来は和服を着るときに雪駄を履くので、お寺のお坊さんは今でも履いておられる。
剣道などの武道をしている人には稽古着着用時の雪駄も持っていると思う。
しかし、洋服姿で雪駄を履いている人は全く見かけなくなった。
私の学生時代もそういう格好をしているのは私くらいで、他には見かけることは無かった。
大学に自転車で通ったいたが、夏場の雪駄と冬場のどてらは自分のトレードマークとして反骨精神を示そうとしていた。
それでも恋人は嫌がらずに傍にいてくれた。
ただし、大学院は電車に乗っていったので、どてらはさすがに着るのは躊躇った。
以前は安い雪駄や下駄は量販店でも置いてあったが、最近は全く見かけなくなった。
ちゃんとした専門の店に行くか、ネットで注文するしか無い。
ネット調べたら私の大好きな畳表を使ったものは2000円ほどするし、他のものもそれ以上の価格ばかりだ。
下駄に関しては安い価格のものがあって欲しいとは思うのだが、買いたいと思わない理由がある。
着物や浴衣を着る機会が全くないのと、散歩では使えない。
散歩は毎日犬と一緒で、しかも最低7000歩は歩く。
道も舗装されていないところを選んで歩くので、下駄や雪駄は適していない。
家の庭で履くのは安いサンダルやスリッパで十分なのだ。
やはり下駄や雪駄は都会にあって反骨精神を示せるのであって、田舎ではただの変わり者やヤクザ者としか見られそうに無い。
高市総理は地元メーカーの宣伝と私とは全く方向の違う反骨精神をうまく雪駄に託したように思える。
冒頭解散後の選挙にもその雪駄はかなり活きてくるのかもしれないが、私が渋谷駅の階段でで躓いて生爪を剥がしたのと同じような経験をするかもしれない。
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