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2017年1月18日水曜日

雪とノロの襲撃

この週末は土曜(1/14)の夜から雪が降り出したが、それと同じように家内が下痢と嘔吐に襲われた。
うちの村では朝の8時からトンド作りをして、夕方に火をつけた。
家内は朝は村作業している私の代わりに、愚犬トラの散歩をして、昼頃までは何ともなかった。
私は夕方の散歩をして、トンドの火にあたりに行ってから戻って、家内と一緒に食事をした
その頃から家内は様子がおかしくなり、夕食は殆ど食べなくなった。
それからしばらくすると、家内はトイレに何度も通うことになった。
これは明らかにノロウィルスだろうということであったが、病院に行くより安静にしておくことにした。

実は息子の勤める施設ではノロウィルスの感染症の症状の利用者が多発していて、警戒していた。
息子自身は一時胃の具合が悪いということがあったが、症状は無かった。
おそらく息子が持ち込んだウィルスに対して、一番抵抗力の弱い家内が発症することとなったのだろう。
因みに私と家内の職場は、それほど影響は出ていなかった。
そして、その夜から雪がしんしんと降り積もっていき一面銀世界となった。

朝起きて私が家内の代わりに味噌汁を作った。
当然、家内は何も食べられない。
食事を済ますと薬局に行って、経口補水液OS1などと、自分のための胃腸薬を買ってきた。
私自身もすこし胃がむかむかしていたので、予防にはならないかも知れないが、気休めに飲むことにした。
午前のクロの散歩を済ませて帰ってくると、近所の親子やお婆さんが孫と雪で遊んでいた。
元気な子供達と、ノロで苦しむ家内とが好対照であった。
昼食は私は、朝に作っていた味噌汁に餅を入れて食べることにした。
その時に役に立ったのが菜花である。
これはブロッコリーと同じように蕾を食べるのだが、秋に撒いていたのがしっかりと蕾をつけてくれた。
菜花
それを裏の畑からいっぱい採ってきて、汁の中に入れて食べた。
ついでに雪の中からにんじんや大根も掘り起こしておいた。

午後からは雪や風が時々酷くなるので、京都で開かれた全国都道府県対抗女子駅伝をテレビで見ていた。
兵庫県は赤穂の中学生が3区で出場した。
雪の中で選手がたくましく走っているのを見て、夕方のクロの散歩も頑張って歩くことにした。
夕方は雪が小止みになって、多くの人が待ちかねた様に散歩をしていた。
しっかり歩いたおかげで腹も減って、昨日から残り物で適当に夕食を摂った。
考えてみれば昨日は全部家内が調理した物だから、全部感染しているかも知れないので、熱を加えて食べることにした。
その時にも菜花が役に立ち、電子レンジで加熱してしっかり食べた。
夜になると補水液が効いたのか、家内はだいぶ良くなっていた。

月曜の朝には家内は家事も出来るようになりお粥も食べることが出来るようになった。
雪は相変わらず降って少し積もっていたが、温度が昨日よりも暖かくどんどん溶けていってくれた。
私も今のところ胃が少し痛むもののノロの発症は何とか逃れている。
家内と生活の上で違うのは、長い犬の散歩と自家製黒ニンニクである。
家内は黒ニンニクを食べたがらないので、これからは無理に奨めようと思う。


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