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2018年3月27日火曜日

猪名川のそばドライブ2018

また、猪名川にそばを食べに行こうと言いながら、なかなか行けなかった。
今日(3/15)は、天気も良いし家内も休みなので、一緒に行くことを思い立った。
猪名川へのルートは、加東市の社から東へまっすぐ三田経由して行く。
前回は、社で篠山の方に向かってしまい、大きく迂回してたどり着いた。
ドライブとしては、面白かったが時間がかかりすぎていた。
今回は、その時の帰りのルートをたどって行くことにした。
社は正月に播磨清水寺に初詣して以来である。
ついこの間のように思えるのだが、2ヶ月の経って季節も春になった。
私にとって、社までのルートは兵庫教育大学への通学ルートで馴染みある道である。
その時も、途中の加西のマックスバリューでトイレ休憩をしていたのだが、今回もそうした。

東条湖付近からは、逆にしか通ったことが無いので、家内にスマホでナビをしてもらったら、いきなり山陽自動車道に入ってしまった。
仕方ないので次の出口で降りたが250円で、スマホでは8分くらいの短縮と言うことになった。
結局、猪名川の道の駅に着いたのは午後1時半だった。
出発したのが10時半だったから、上郡の自宅から3時間かかったことになる。
自動車道をフルに活用していれば、一時間は短縮できただろうが急ぐ旅でもないし、自動車道は魅力が乏しい。
春の暖かな山の景色を眺めながらのドライブは悪くない。

猪名川の道の駅の駐車場は満杯で入れず、引き返して臨時駐車場に何とか一カ所空きを見つけて入った。
その後もぞくぞくと車が入ってきたが、もう空きスペースはなかった。
日曜日とはいえ、こんなに人気があるとは思わなかった。
しかも、道の駅の中のそば屋は順番待ちで、名前を書いて待つしか無い。
時間つぶしに他の店で買い物をすることにした。
すると、臨時のそばを食べさせるコーナーがあった。
発泡スチロール製の容器で、汁そばとかけそばしか無いが安いし、そう待つ必要が無さそうだ。
そば屋の名前を消してここで食べることにして、「梅おろしそば500円」を二人とも注文してテーブルに相席で順番を待った。
お茶もペットボトルで買わねばならないので、家内は車からさっきマックスバリューで買ったお茶を取りに行った。
そばをテントの下で打っている人には、職人風の人も一人いたが、ジーパンをはいた臨時職員という人が二人いた。
しかし、人前でそばが打てるほど腕前であるので、プロ並みであることは間違いない。
むしろ、レジのおばさんが不慣れで、どれが汁そばでかけそばか聞いても分からず、調理職員に聞いていた。

番号が呼ばれて取りに行き頂いたが、見た目は貧相ながらそばのこしは抜群。
さすが十割そばと感心しながらおいしく頂いた。
本当は盛り蕎麦を頼んで、そば湯も飲みたかったが仕方ない。
安いのだから、もう1杯頼んでおけば良かったかなと思った。
食べ終わって少し足り苦しいので、野菜の直売所の前で売っている揚げたてのコロッケを食べた。
1ケ100円で中には黒大豆が一つ入っていた。
野菜の直売所は原木しいたけが多く売られていて安かったので買った。
午後であったので野菜は売りきれが多く、買いたい物はあまり無かった。
トラックで売りに来ていたカレイの一夜干しを家内は安いので買った。
土産物屋を回って、外に出てみると観光バスが二台も入ってきているので驚いた。
道の駅は多くあるが、これほど人気あるのは兵庫県では見たことが無い。

帰りはトイレ休憩を兼ねて、東条湖の道の駅に立ち寄った。
こちらも農産物や特産品の販売を猪名川より多くやっており、神戸の地ソースやキクイモの粉末が売ってあったので買った。
少し腹が減ったので、家内に串刺しのこんにゃく田楽を買ってもらった。
本来150円だったが、店じまい前で冷めているので100円にしてくれたという。
たれ味噌がそこそこ美味く、おなかも満足できた。
工業団地の一角という感じだったが、そこそこ人気があるようだった。

今回は日曜日でしかも時間帯が悪かったので、少々物足りないドライブになった。
兵庫県の西の端から東の端への十割そばを求めてのドライブだった。
物足りなかったが美味かったので、今度はすいている時にまた行きたいと思った。
こういう道の駅が多くできたら、田舎も村おこしになるのだろうと思う。
かつての観光地が閑散としている中で、こういう道の駅が人気が出るのは地元の人の熱意だと思う。
そこには手作りの良さと、村祭りの様な雰囲気が魅力になっているのだろう。
大型ショッピングモールには無い、遠くてももう一度行きたいと思う魅力なのである。









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