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2018年11月27日火曜日

紅葉狩りドライブ~in 備前・美作

昨日(11/26)は、仕事の代休であり、家内もそれにあわせて年休をとってくれた。
この季節、休日はどこも混雑するのがわかっていたので、平日に出かけることにしていた。
いつも出かけるときに、家内に「どこに行きたい」と聞くと、決まって「どこにでも」と答えられる。
この返事が一番困るのだが、家内も気に入りそうなところを選んで出かける。
今回はめずらしく「津山」と答えた。
そこで、閑谷学校の紅葉を見物してから、そちらに行くことにした。
閑谷学校はこの季節、休日には観光客が大勢やってくるので、去年も車を停めるのに苦労した。

勤めているときには、一度も参らなかった椿山に初めて参った。
椿山から講堂を見るのも悪くないと思った。
残念ながら一番の名物「楷の木」は、葉っぱはもう全部落ちてしまっていた。
楓はまだきれいだったので、家内に解説しながら、奥のトンネルの方まで歩いて行った。
次の目的地に行こうと思って駐車場にいくと、本当に偶然にも以前お世話になっていた研修課長さんにであった。
ほんの少しの時間だったけど、その後のお互いの様子が知れて嬉しかった。
その後、一度も通った事の無かった「広域農道」を通って和気までいった。
いつもの川沿いの道路とは違って景色が抜群によかったが、非常に急な坂道で閑谷学校の職員が冬場は怖いと言っていたのがわかった。

その後は吉井川沿いを通って、途中から柵原の方にむかい、津山まで行った。
途中は殆ど川沿いの道で、紅葉は綺麗だったが、見せ所らしきものはあまりなかった。
それでも、大きな岩の壁があったり、そこそこ楽しめた。
以前津山に来た時は、お城に行ったが、家内が「道の駅 久米の里」へ行きたいというので、そちらに向かった。
初めて町の中を通っていったのだが、その大きさに驚いた。
今まで、車もあまり行き違わない、閑散とした道路を通ってきていたので、突然大きな都市が現れたという感じだ。

「久米の里」では、私はホルモン焼きうどんを食べた。
家内は私が前日に、「この頃疲れている」とこぼしていたので、気を利かせてネットで調べという。
私は大のホルモン好きなのだが、脂肪分に気を遣って食べていなかった。
家内は苦手なので、今回もソバを食べていた。
肉の名産地だけあって、ホルモンは新鮮でしっかりとしていて、非常においしかった。
平日ということもあって、近くの人が食べに来ているという感じだった。
土産に干し肉を買おうかと思ったのが、少々高いので安めの湯がいたすじ肉やホルモンの唐揚げを買った。
外にはガンダムが展示してあるが、私は殆どテレビで見ていなかった世代であり、家内の方が楽しんで見ていた。

そこから真庭まで行き、国道313号線を北上した。
この川沿いの道には、温泉宿が点在しており、有名な「湯原温泉」もあった。
自分の計画としては、途中から国道482号線で東にむかい、鳥取道で帰るつもりであった。
ところが、313号線と179号線が入り交じって分からなくなってしまった。
途中の蒜山高原地帯の景色は信州の山の中に迷い込んだようだった。
そして、三朝の道の駅まで行ってしまい、そこで休憩を取った。
日本海まで出て帰るには、時間が無いので引き返して、482号線に戻った。
そして、用瀬まで行き、そこから鳥取道に入った。
用瀬は鳥取道を使う時に、よく休憩に用いるところである。
鳥取道は早くて便利で無料なのは良いのだが、トンネルばかりで眠くなった。
そして、有料になる手前の平福出口で一般道で降りる頃には、薄暗くなりかかっていた。
そこからは、家内が相生の実家に寄りたいというので、作用・上月からテクノを回り相生に寄って帰った。

自分の家の周りにもいっぱい紅葉はあるが、こうして遠くまで紅葉を見に行くのも悪くは無い。
泊まりがけで遠くまで行かなくても、十分いろんな風景や違った暮らしの様子が見えてくる。
特に鳥取道を絡めれば、一日で回ることができる範囲も広がっていく。
今回は朝の10時に出て、戻ってきたのは夕方の5時半だった。
このような無料の自動車道をもっともっと増やして、地方に人を呼び込むべきだと思う。
京都や鎌倉などでの観光公害を減らすためにも、必要だろう。
また休日の混雑を減らすために、平日だけ無料にして、通勤にも使えば良いと思うのだが・・・



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