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2019年9月15日日曜日

山散歩

このところ土日は近くの山に散歩に出かけている。
昨日は、高田台の総合公園から、上郡(中心地)へ抜ける山道に行った。
そこの途中には、以前火葬場があったので、地元の人は普段から滅多に通らない。
それでも道は舗装されていて、路肩も管理されている。
滅多に人や車が通らないのので、クロとの散歩にはもってこいなのである。
今回は帰り道に、クロが水浴びできる用水路がなかったので、帰って来るなり日陰に潜り込んで出てこない。
餌をやっても食べもしない。
家内は心配して、水を与えたりしたが、しばらくへたり込んでいた。
それでも昼過ぎには元気を取り戻していた。

日曜の今日は、小野豆の山に上がることにした。
こちらは時間がかかるが、途中でクロが水浴びできる場所が多くある。
ベストの空調服を着て、ネックマウントにアクティブカメラを下げて出かけた。
空調ベストにはフードが付いているので、今回はわざと竹笠は被らなかった。
うっかり手ぬぐいもバンダナも忘れたので、いくらサングラスをし、フードで日差しを遮っても汗がしたたってきた。
先週は、歩きながら撮影すると揺れがひどかったので、立ち止まって撮影した。
季節季節の風景を収めておきたいと思っている。

山道に入ると、道は日陰になり、フードも必要でなくなった。
この小野豆への山道は意外と、車が通るので、来るたびにクロの長いひもをたぐり寄せねばならない。
木々が生い茂っているので、村の様子はうまく撮影できないが、小野豆の集落は収めた。
ただ、小野豆の田畑は荒れ放題で、昔のような面影は失ってしまっている。
撮影が終わると直ぐに山道を下りていった。
登りは日差しがきつく感じたが、下りは少々の日差しは平気である。
遠くの山並みや、自然豊かな山の木々を眺めながら下りることが出来た。
そして、クロは途中のせせらぎで何度も水浴びをした。

おそらく空調服がなかったら、こんなに暑い時期に山に登ろうとは思わなかっただろう。
登りは確かに息が切れるが、意外と木陰になった山道は歩きやすい。
時間がかかるので、平日には無理だが、こうして休日には山散歩も悪くない。
日差しがきつくなっていたので、怖れていたヤブ蚊やブヨ、蜂などに遭遇することもなかった。
ただ、突然鹿の鳴き声がしたり、小石が落ちてきたりした。
全く安全というわけではないが、それはどこの道路も同じである。
空調服は私の世界を、大きく広げてくれた。

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