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2019年10月23日水曜日

琵琶湖そして日本海2019秋

去年は10月には沖縄に結婚式のため出かけた。
今年は何の予定もないので、せめて平日に夫婦で休みが取れたので、少し遠くまで行こうと思った。
今度、滋賀県の大津に仕事で出かける予定があるので、下見がてら行ってみようと思った。
というのも、神戸からの新名神や湖西道路を通ってみたかったこともある。
天候は曇り空だったが、気候は暑くもなく寒くもなく良いドライブ日和。
久しぶりに山陽自動車道にのり、神戸から新名神へ入った。
今までは中国自動車道を使っていたが、高槻まで新名神で走るのは初めてである。
殆どが山の中を走り、山陽自動車道の延長という感じだった。
途中、宝塚北SAに立ち寄ってトイレ休憩をした。
土日は、非常に混雑するそうだが、ゆったりとしていた。
高槻からはいつもの名神で、久しぶりに懐かしい景色を眺めた。

早いもので京都には自宅から二時間ほどで来られる。
その京都を素通りして、大津ICで一般道に戻った。
独身の頃は京都や大津付近はよくドライブできたのだが、夫婦で来るのは初めてである。
今度、仕事で来るあたりをうろうろした後、湖西道路に入った。
国道161号線は琵琶湖を西から眺められるドライブコースで、雄大な琵琶湖の景色を味わった。
途中、「道の駅 妹子の里」に立ち寄って、昼食をとった。
美味しそうな近江牛もあったが、軽めのうどん定食を食べた。

再び、北に向けて行くと、一般道になり湖のそばを通っていく。
私は家内にはどこに行くとは言ってなかったので、ずっと行き先をどうするか尋ねられていた。
日本海まで行くというと、不安がられるかと思ったからである。
実際、湖と反対の山は非常に険しく、北西に向かう手頃な道がなさそうだった。
結局、行き先をあかし、家内が道路マップで国道303号が良いことを見つけたので、高島からその道を通ることにした。
303号を通ると簡単に小浜に出ることが出来た。
小浜は以前に息子と家内と一緒に来たことがある。
ちょうど朝のテレビドラマ「ちりとてちん」が放送されていた頃である。


「道の駅 若狭おばま」に立ち寄って、そこからしばらく海沿いの一般道を走った。
以前通った国道27号なのだが、家内は殆ど憶えていなかった。
このあたりは入り江が多くて、落ち着いた雰囲気である。
その後、小浜西ICから舞鶴若狭自動車道に入った。
本当は一般道を走りたかったのだが、帰る時間を考えると出来なかった。
以前来た時は一般道で、舞鶴の港に停泊している自衛艦も見ることが出来た。
途中で日本海を山間から見ることが出来たが、山の中を走る自動車道は景色が単調で面白みに欠けた。
同じ山間でも、一般道だったら京都丹後鉄道と絡み合って、その列車の通るのを見て楽しむことが出来た。
そして、自動車道が出来て今は寂れてしまっているのが多いが、ドライブインに立ち寄ってその地域の特産品を眺めたりした。
篠山のあたりから雨も降り出して、薄暗くなってしまった。
途中のパーキングには雨のせいで面倒となって一度も寄らなかった。
そして、再び中国自動車道にのり山崎ICまで行き、そこから一般道で自宅に戻った。

出発したのが10時頃、戻ったのが18時過ぎで、車には8時間くらい乗っていた。
通った府県は大阪府、京都府、滋賀県、福井県で兵庫県を加えると5県にまたがる旅となった。
走行距離は500kmを超えており、通行料金は往復9000円ほどかかった。
それにガソリン代が加わるので、二人で移動するのに12000円ほどはかかっている。
朝早く出かけるとか、目的地をしっかり決めて調べておく方が、もっと充実したドライブにはなったと思う。
ただ、二人で交代で運転できるので、体力に無理がないので、気ままにどこにでも行けるのだ。
最後は雨が降り出したので、家内が長い距離を運転することになってしまって申し訳はなかった。

20歳代の頃は自動車道が整備されていなかったので、これだけの距離を移動することは大変だった。
今は自動車道のおかげで、我々のような年齢でもそれほど無理なくこなせる。
ただ、一般道の方が魅力あるドライブには間違いが無い。
事実、一般道を多く使って行った以前の小浜へのドライブの方が記憶に多く残っている。
自動車道のドライブは、新幹線の旅と同じ、一般道のドライブは鈍行の旅と同じだろうと思う。
私は本来は鉄道なら鈍行の旅、ドライブなら一般道の旅が好きなのだが・・・

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