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2020年2月14日金曜日

ゴッホ展in神戸

2月9日(日)、以前から家内も行きたがっていたし、自分も興味のあったゴッホ展に出かけた。
コロナウィルスが流行っているから、そんなに混雑していないのではないかと甘い考えでいた。
朝の10時過ぎにでかけて、着いたのは12時頃だった。
ところが、兵庫県立美術館は当然駐車場は満杯だし、近くの駐車場も満車だった。
そこで、海岸端の公園の横の道路に、多くの車が駐車してあったので、ひとまず駐めて会場をのぞいた。
ちょうど、観光バスで団体客も押しかけていて、相当入るのに時間がかかるのではないかと,車に戻り駐車場を探した。
少し離れた所に青空の駐車場が有り、まずはそこに駐めて昼食をとることにした。

近くのショッピングモールに入り、美味しそうな店を探した結果、海鮮丼を食べさせてくるところにした。
名前を書いて、しばらくあたりで時間を潰して、15分くらいで入れた。
子ども連れのお客さんが多くて、食べるのに時間がかかって回転が悪かった。
ここはうどんなども食べさせてくれて、幼い子どもを連れてくれるにはちょうど良いのだろう。
私は味噌汁付きの海鮮丼、家内は柚子胡椒うどん付きの海鮮丼を頼んだ。
柚子胡椒うどんは、二人で分け合って食べたが、とても美味しかった。
海鮮丼は華やかでつい注文してしまうが、そんなに満足させてくれるものではなかった。
支払う時に分かったのだが、美術館に行った後で入場券を見せると割り引いてくれたらしい。
今回は、時間的に無理だった。

ゴッホ展はチケットを買う時から非常に並ばされ、入場するにも長くかかった。
ただ、外の港の景色が見えるので、耐えがたいものではなかった。
都会の人は並ぶのは当たり前のようだが、自分たちのように田舎者が並ぶのは本当に苦痛である。
入場した後も、絵を見るのに観客は列をなしていた。
私はかぶりつきで見るつもりは無いので、列から離れて少し離れてみた。
展示の目玉の「自画像」や「糸杉」は特別な扱いだった。
確かに本物は写真や映像で見るのとは違って、存在感がある。
ただ、以前から見慣れているせいか、迫ってくるものはあまりなかった。

その日は常設展が無料だったので、小磯良平の絵画も鑑賞した。
むしろ、そちらの絵に心を奪われた。
このところ、また絵を描いてみたいなと思っていたので、非常に興味が持てた。
美術館の特別な空間の中で、普段の生活とは異次元の世界にしばらくは浸ることができた。
ドライブで景色を眺めるのとは違う、人の息づかいを感じさせるものだった。
混雑して多くの時間を並ぶのに費やされたが、これも田舎者には特別な体験でもある。
かつて私は水泳の大会や学校の出張などの用事で来る事が多かった。
最近は、家内と博物館や美術館に出かけることも多くなった。
予備校時代に数ヶ月だけ住んで、その後通っていた神戸は、これからももっと訪れたい町である。




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