恐ろしい水道料金が請求された。
先月も1万円を超えていたが、今月は14,000円と過去最高である。
これは下水をしていない料金なので、都会の人の水道料金とは意味が違う。
確かに、東京の水道料金はベラボーに高かったのを憶えているが、こういう田舎では考えられない額である。
それも、酷暑が続いたのでミストを使い続けねばならなかったからだ。
因みに、去年は1ヶ月だけ1万円を超えただけ済んでいた。
以前は、平気で裏の畑に水道水を使ったが、さすがに今年は小型のエンジンポンプを購入した。
これも馬鹿にならない出費だが、これだけ雨が降らないと水を作物に大量にやらねばならないので仕方ない。
今は、裏の畑だけでなく、庭にも撒かないと、木や草花も弱ってしまっている。
既に、庭の茗荷が半分ほど枯れてしまっている。
唯一元気なのは、ミストのそばにあるベランダのモリンガやガジュマルなどと、ベランダ下のミストがかかっているモリンガやハイビスカスなどだ。
そういう意味ではミストは役に立っているのだが、その代償は非常に高くついている。
そこで、用水路の水をミストに使う計画を立てて、早速、電動式ポンプも予約した。
いったん、50Lほどのタンクに貯めておいて、電動ポンプでミストに水を送るつもりだ。
問題なのはミストは小さなゴミでも、穴詰まりを起こすのでそれなりに濾過が必要だ。
とりあえずは、エンジンポンプでタンクに貯める時に、ホースの先に靴下をかぶせてゴミを除去した。
また、長い間タンクに貯めておくと、用水は藻が発生するのであまり大きいタンクで手間を省くことはできないだろう。
日本列島では大雨で大変になっているところもあれば、私たちの地方のように渇水で困っているところもある。
これからの破綻気象の時代を生き抜くためには、それへの対策をきちっとしておかねばならない時代になったと思う。
エンジンポンプなどは洪水で家に水が入ってきた時に、排水するのに使えるだろう。
電動ポンプは風呂の水を活用する時に使えそうだ。
登呂遺跡は1000年以上に1度の大洪水で埋まってしまったというが、今回の能登の水害も1000年に一度の確率だそうだ。
この破綻気象では毎年1000年に一度が繰り返されてくるかもしれないので、今の時代はかつて1000年に一度であった大災害の時代が日常化すると考えた方が良いだろう。
エアコンを使うと建物の中だけは涼しい反面、発電によってますます地球温暖化を加速させてしまう。
原子力を使えば別の意味での環境を破壊してしまう。
できるだけ、庭に草木を植えたり、ミストなどを使って電機消費を少しでも抑える必要があるだろう。
できれば、ミストへの補助金とか夏場だけ水道料金を下げてくれれば、電動ポンプも必要で無くなる。
山間部では山林という貯水機能があって、その川からの水を水田だけでなく、それをうまく生活に活用できるようにすれば、エアコンもそれほど必要で無くなると思う。
この危機的な破綻気象への一つの対策だと思うのだが・・・・
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