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2016年6月19日日曜日

キラーストレスに思う

昨夜と今晩(6/18 19)のNHKの特集番組の「キラーストレス」は非常に興味深いものだった。
ストレスが病気や死に繋がることは漠然とは意識していた。
しかし、そのメカニズムまでは分からなかった。
ストレスが体や脳に与える影響がいかに大きいかを説明してくれていた。
過剰なストレスにさらされている人が癌や心筋梗塞になりやすいことも分かった。
以前職場で現役で心筋梗塞や癌で亡くなった人は過剰にストレスを抱えていたことも確かである。
ストレスは自ら招くものや、人から与えられたりするものもある。
問題なのはそれをはっきりと意識できないことだ。
ライオンの攻撃ははっきりと意識できるが、満員電車のストレスは毎日のことで意識しづらい。

管理職との人間関係もそうである。そもそも仕事のために我慢せねばならないことなのである。
なまじっか慣れるとか上手くやれるとか思わない方が良いのかもしれない。
脅威を与えるライオンと同等と見做して対処方法を考えねばならないように思えた。
戦うときには戦う。逃げるときには逃げなければならない。
特に長のついた役職などは、使いこなせない権威という武器を手に入れてしまった人もいる。
(どこかの知事を指しているのではありませんが・・・)
役職としての権力を手に入れたのは良いが。まともに使いこなせない場合は始末が悪い。
しかも、虎の威を借る狐に過ぎなかったのに、虎になったと勘違いをしている場合もある。
結局は別の虎の狐になったに過ぎないのだが・・・。
上役で無くても同僚との関係でストレスもあるので、すべて上役が悪いというわけでも無い。
場合によって自分が相手のストレスの原因になっているとも限らない。

ストレスへの対処法として、運動や瞑想、楽しいことを考えたり行ったりしたら良いという。
自分が鬱に近い状態になったときに、できていなかったのは運動だったように思う。
今は仕事が忙しくても何とか午前中の運動の時間を確保している。
楽しみは一時に比べれば減ったが、SUPという新たな楽しみもできた。
座禅は以前自己流でした経験があるのだが、これから取り入れてみようかなと思う。
将来や過去のことを気に病むことが大きなストレスとなるようなので、なるべく気持ちを入れ込むことは避けた方が良いだろう。

食物連鎖の頂点に立つ人間には、自らの社会が生んだキラーストレスという脅威にさらされている。
その餌食にならないように気をつけよう・・・

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