数々の困難を乗り越えてシューズ「陸王」は成功した。
ドラマはハッピーエンドが一番良い。
ドラマ立てが良いと涙しながら感心してみていた。
成功した部分だけを取り上げれば、安っぽいドラマようにも感じる。
多くの人に感動を与えたのは、困難を乗り越えながら信頼に結ばれた選手、職場、家族などの仲間の絆の大切さを描いたからであろう。
そして、極端にわかりやすく拝金主義を皮肉っていた。
作者が元銀行員だけあったり、経営コンサルタントもしていということの裏返しにも思えた。
今の銀行が低金利時代で苦しく、年寄りに外貨建ての保険を勧めて負担となる手数料で儲けていることが頭によぎる。
今の時代が、信頼や絆を失っているからこそ、このドラマが人気を呼ぶのであろう。
話は違うが、今日は岡山県のことをもっと知ろうと思い、愚犬クロをもらいにいった賀陽まで家内と一緒に行ってきた。
2年半前にあばらの浮き出た、処分される寸前の犬を私たちは遠くまでもらいにいった。
その時は自動車道を使っていったので、下道を使うとこんな山奥とは思わなかった。
吉備高原の中にあって、国道と言いながらやっと二台がすれ違えるような道を通っていった。
因みに吉備高原は西播磨の龍野あたりまでを含む、広大な高原であり播磨科学公園都市もそのなかに含まれる。
そこにある道の駅「かよう」で、処分される犬や猫を助ける活動をしている方からクロを頂いた。
不幸な犬や猫を救おうとしているボランティアの方には何のお礼もしていない。
その人はただ、猟犬であるクロを持て余さないかを心配していた。
そのクロは時々は持て余すこともあるが、大切な家族としての信頼で暮らしている。
「陸王」のような感動ドラマでは無いけれど、ボランティアの方のおかげで家族の絆が得られたのである。
色々大変なことがあり、長い間ドライブにでかけられなかった。
今回はクロのことをだしにして、出かけられたともともいえる。
それが、それなりに起伏のとんだ日常のドラマの一幕のような気もする。
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