家内はクラシック音楽が好きである。
平日の午前中や、日曜の午後などはNHKのFMでクラッシックを聴いている。
私は嫌いではないが、敢えて聴こうとはしない。
元ロックンローラーには、クラシック音楽は似合わないと自分で思っている。
ただ、クラシック音楽をロック風にアレンジした曲は好きで良く聴いた。
今日(6/2)は午後からラッキョウを収穫して、酢漬けにするための皮むき作業を玄関先ですることになった。
そこで家内は、スマホを持ち出して、Youtubeでクラシック音楽を流し始めた。
家内の好みの音楽が流れたが、最初にかかったラフマニノフやマーラーが単調な仕事には意外と良くあう。
実は私はエリック・カルメンの曲が好きだった。
彼の曲との出会いは高校時代で、ラズベリー時代の「Ecstasy」である。
これは練習してラジオの番組のヤンリクに出た時に演奏して歌った。
(当時は性風俗に関する知識があまり無かったので、この曲名には抵抗がなかった)
彼の代表作「All by myself」は特に好きだったが、これはラフマニノフのピアノ協奏曲をモチーフにしている。
また、有名な「恋にノータッチ(Never Gonna Fall in Love Again)」もまた、ラフマニノフの交響曲第2番をモチーフにした曲である。
私は家内からエリック・カルメンとラフマニノフの結びつきを教わった。
このラフマニノフの曲は家内にも自分にも共通に楽しめる曲となっている。
そして、二人でラッキョウをむきながら聴いたが、家内はヤブ蚊に刺されて「かゆい」を連発している。
ロマンチックなクラシック音楽は過酷な環境をも乗り越える力があった。
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