江戸時代での旱魃をしのいだと言われるサツマイモだが、この雨不足と酷暑で生育が非常に悪く、場所によっては枯れかけたりしている。
本来、サツマイモは乾燥を好むので苗を植え付けた時以外は水をやるものではなかった。
放っていてもぐんぐん育ち、蔓を切り返して生育を抑制するものでもあった。
このところ用水路からポンプで水を引いてきて、灌水しているので何とか持ちこたえているが、果たして秋にまともに収穫できるか疑問に思っている。
それに対して元気なのはオクラである。
実は去年もオクラがいっぱい採れて、毎日納豆に刻んで入れて食べていた。
霜が降りるくらいまでなり続けてくれたのだが、きちっと栽培方法を勉強していなかったので、手の届かないとこまでならしていた。
このところYoutubeで農法を色々学んでいるが、それによれば高くなったら先を落として止めてやるのだそうだ。
それまでに脇芽が出ていたりするし、摘心で脇芽が出てくるのでそちらから収穫すれば良いとのことだった。
また、取り損なって大きくなり枯れた実になる前に早めに取り除かないと、実がならなくなるそうだ。
要するに種になる前にとられてしまうから、実をならし続けている訳らしい。
本来原産地の熱帯アフリカでは多年草であるので、寒くなるまではそうすれば実がなって採り続けられるのだった。
日本では越冬は無理なのだが枯れた後の切り株もとに空豆を植えてやったらよく育ったし、切り株を高くしておけば空豆の支え木になった。
オクラは苗で買うより、種を植えた方が上手く育つので、毎年直に種を蒔いている。
今年は全く耕しもせず肥料も入れていない場所で草だけ削って種を蒔いた。
芽はしっかり出たが、周りに草が多く生えてきて生長が悪かったので、自家製の液肥を少し撒いてやったり、堆肥にした草を敷いたりした。
このオクラも乾燥に強く水はあまりやらない方が良いようだが、去年から暑さが厳しいのでサツマイモと同じように灌水してやっている。
一番の敵は葉を食べる虫だが見つけ次第潰してきたが、今年もつきだした。
また、以前は葉が多い方が実に栄養が行くのかと思って茂らしていたが、落とした方が実のなりが良いことを知って下の葉は小まめに落としている。
品種も実が大きくなってもあまり固くならない丸オクラを作っている。
毎年いっぱい採れるナスビ、キュウリ、トマトが今年は高温少雨でまともに採れない。
去年はどちらも採れすぎて持て余したくらいで、キュウリなどはたくさん漬物にして冷凍保存している。
ズッキーニや里芋は去年からもう採れなくなっているが、どうも非常に暑さに弱いようだ。
近所の畑を見ても同じような状態で、うちは小まめに灌水しているので何とか持ちこたえているが、多くの作物を枯らしてしまっている畑も見かけたりする。
だから私の今作っている作物で食事をまともに貢献しているのはオクラだけと言って良い。
自給自足などとはほど遠い状態である。
来年の夏作物はもっと手をかけてしっかり生長させ、真剣に暑さ対策をしようと思っている。
去年は高黍を植えていたのが暑さ対策として結果的に良かったらしく、今年は植えてないので作物のできが悪い。
高黍を植えなかったのは、実があまりならなかったからなのだが、来年は暑さ対策や肥料として植えようと思った。
そして、オクラをもっと中心に据えた栽培と食生活をしようと思う。
また、近くで栽培されているモリンガもよく育っているようなので、赤穂の実家の畑にはモリンガを植えようと思っている。
また、家の中で育てているキダチアロエやアロエベラも元気で株も増えているので、こちらも実家を活用して増やしていこうかとも思っている。
もうこの夏は自給農家にとっては、ある意味で食糧危機となっており、今後もこういう気候が続くと思って救荒作物を主力にせねばならない時代になったと痛感している。