「たこ(Callus)を失う現代人」で少し触れた裸足に関して、考えてみれば日本人は裸足での暮らしが根付いていると思った。
スポーツにしても武道以外に裸足で行うのは、キックボクシングを除いて水泳ぐらいである。
ただ、武道でも弓道は白足袋を履くそうで、道場は神聖な場所なので汚さないという理由があるそうだ。
そうすると、剣道や柔道、空手、相撲の道場は神聖さが弓道よりも求められていないということになるが、それはおかしい。
私は弓道ではそれほど足の踏ん張りや、さばきが要求されていないので、裸足でやる必要が無いのではないかと思う。
一方同じ格闘技であるボクシングやレスリングではしっかりとシューズを履いている。
その違いはすり足をするかどうかのように思える。
日本の武道は弓道を含めてすり足が基本のようで、私は小学生から習っていた剣道では大学での練習まですり足での足さばきの練習があった。
一方、欧米では公式の場では裸足はどうも嫌われるようで、国際水泳大会でも選手は靴をプールサイドでも履いている。
私は水泳の県大会などで審判をすることが多かったが、水を被るのに靴を履くように求められるようになった。
それまでは平気でサンダルを使っていた。
それに対して、東南アジアの人たちはサンダルを使うのが普通で、Youtubeでもたいていはサンダルを履いている。
また、近所の工場で働いている東南アジアからの来た若者も、サンダルを履いて自転車に乗って通勤している。
買い物で見かける時もたいていはサンダル履きである。
日本の夏は東南アジアと変わらない気候なのでサンダルが適していると思う。
ただ、冬場はさすがに欧米以上に寒くなるので、靴下や靴などが必要だ。
ただ、裸足での武道を長くしていたものの悩みもある。
すり足が身についてしまっているので、どうしてもサンダルや靴では床をこすって音を立ててしまう。
それを一緒に歩いている家内から注意されてしまう。
私はゴルフをしないので良いのだが、武道を普段している人がゴルフ場でシューズをすって歩いて芝生を痛めると注意されるそうだ。
私の場合はショッピングモールなどで、床の滑りが悪いところでは平坦なのにたまに躓いてしまう。
本来ならゴム底の靴やサンダルでなくて、草鞋や雪駄のような藁や竹、皮の底が良いが、服装としては不似合いだ。
また、学生時代によく履いていた下駄のように木が良いのだが、それは却って滑って転んだりする。
それでも、夏場は散歩に出る時以外は裸足で履ける布編み靴やサンダルを使っている。
一番の目的は水虫対策である。
私は温水プールで水虫をうつされたようで、いつも冬場に悩まされている。
それは、冬場は寒いのでさすがに裸足で履き物を履けないので、靴下をはいて靴を履く時間が長くなるからだ。
かつて教壇に立っていた時は、靴下ははいていたがスリッパやサンダルが夏場は普通だったが、さすがに冬場は靴を履いていたので完治しなかった。
今年は裸足の足が目立たないように、粗い目の編んだスポーツサンダルを通販で買ったので、ドライブや買い物でいつも使えるようになった。
以前から布製の編み靴を使ってはいたが、底が薄くて歩きづらく、そして熱が籠もって通気性も良くなかった。
サンダルはスポーツタイプや竹製の表のものなどを何足か持っているが、外出の際は履きづらかった。
実は親指の爪が少し茶色に変色していたので、それを見られるのが嫌だったのだ。
その爪も新しい編みスポーツサンダルでは隠れるので、これからの夏場は散歩や農作業以外は裸足で過ごすことができるようになった。