私は教員として管理職を望めないと思った理由は健康問題である。
教師で現役時代に3回の入院をしており、その1回では糖尿病で医者から「あんた 死ぬで」と言われたこともあった。
全てが仕事によるものとは言わないが、仕事におけるストレスが全てに絡んでいたことは確かだろう。
退職してからも前立腺の調子が悪かったり、大学院生以来の十二指腸潰瘍を再発させたが、研究に打ち込むあまりの結果だった。
そちらは通院してに対処して入院するほどにはならなかった。
今、一番心がけているもは健康管理であり、やりたいことよりもそちらを優先して
研究もほどほどにしている。
だから、朝の散歩と夕方の水泳やジョギングを平日は欠かさないようにしている。
今はかなり改善されたと思うが、私が現役の頃は一般教師や管理職が現役で亡くなるケースが多かった。
また、教師以外でも知り合いに60歳前後で亡くなる人が多かったが、その多くは膵臓がんだった。
私は糖尿病なので膵臓がんのリスクが高いのを知っているから、いつも食事などにも気を遣っている。
しかし、精神的に追い詰められると、自分の健康を考えることができなくなる。
責任ある地位に就くということは、自分のことよりも負かされた職務を優先するということだ。
当時の学校では管理職、特に教頭が亡くなったり、長期病気療養だったりしていたが、よく知っている人は県立と私立の校長を務めて退職後すぐに亡くなった。
そのほか私の小学校の恩師で特別支援学校の校長を務めた人も、退職後数年で亡くなってしまい、奥さんが悲しんでいたのを思い出す。
人によっては命を賭しても、責任ある仕事を全うしたいと思うかもしれないが、私には仕事以外にやりたいこともあってそんな気にはなれなかった。
読売テレビ高岡達之特別解説委員が14日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュース ジグザグ」(土曜前11・55)に生出演して高市総理の健康について述べたようだ。
現在は良い薬があるとはいえ、リュウマチの怖さは身近なところでよく知っている。
ネットで調べれば、私が煩っている糖尿病もリューマチも一般の人よりも平均余命が10年近く短いようだ。
普通の学校の管理職を躊躇うことに比べれば、総理大臣になる覚悟ははるかに強靱な精神力か、医学への過信としか思えない。
これだけ衆議院選挙で大勝して、国民から白紙の委任状をもらったに等しい高市総理は自分の健康を第一に考えることはできないだろう。
戦術的にNHK日曜討論を欠席したとしても、高岡解説委員が言ってたというように、政治家の健康不安は大きな懸念材料だ。
トランプ大統領の手のあざでさえ、大きなニュースになるくらいなのに、手が腫れ上がってテレビに出られないことは本来は重大関心事と考えて良いのだろう。
もし、途中で病に倒れることとなって、職務を全うできない状態になったら、今回の大勝利が大きな災いとなってしまうかもしれない。
「人間万事が塞翁が馬」として、不測の事態に備えていく必要があるのだろう。
そして、高市総理には「働いて 働いて 働いて」は撤回して、あえて「健康第一」を標榜してもらいたい。