この殺人的な酷暑で家屋内では冷房は欠かせない。
我が家では時間によって、エアコンを三台同時に稼動していることがある。
恐ろしいのはこれから請求される電気代だが、命には替えられない。
このところエアコンをつけず、つけられずに死んでいく高齢者が後を絶たない。
また、我が家では冷房以外にも散水のための電動ポンプも長時間使用している。
そこでなるべくエアコンの設定温度を高くして、その代わりに屋内でも空調服を着ることにした。
実はペルチェベストも持ってはいるのだが、背中の一部だけが冷たく感じるだけで涼しくて快適というわけではない。
冷房の効いた部屋で空調服を着た時の快適さは、屋外で着る時の比では無い。
服の中だけで無く、吸い込まれた冷気が噴き出す首筋なども心地よい。
朝などの涼しい時はエアコンも扇風機もつけないで済ますことができる。
以前は買い物に出かける時も空調服を着ていたのだが、どうしても車のシートにファンが当たって邪魔になったので車内では脱いでいた。
今までディスカウントストアで安い空調服だけ何も考えず買っていたのだが、中には横付の穴が開いていて、そこにファンを付ければ邪魔にならないのもあった。
そこで、その横付ファンの空調服を着てデスクチェアーに座ることもできるようになった。
それでデスクワークをする時にも空調服が使えるので、屋内でも使うことにしたのだ。
そうすると、これまで暑かった二階のトイレでも、汗を流さずに用を済ますことができるようにもなった。
また、農作業の時みたいにインナーを特別素材にする必要がなく、普段着ている下着やTシャツなどで十分である。
最大の欠点はやはり音であり、話しかけられても聞こえづらくて、大きな声で聞き返すことが増えた。
だから、充電を節約することも込めて、なるべく弱風で使用している。
これからは買い物や通院などに出かける時も空調服を使うようにしている。
たまにそうしている人も見かけるのだが、やはりファッション的にあまり格好良くない。
また、病院などでは音が気になるし、病気の感染も気になる。
これからはファッショナブルで低回転の静音で済ませられる空調服やアンダーウェアーを手に入れようと思う。
現在農作業で用いる空著服は最新式の優れものだが、役に立たなくなった旧式の空調ファンセットは使わずにおいていた。
そこで旧式で風力や持続時間の少ないファンを、屋内用の空調服に取り付けて使用すれば充分活用できている。
持続時間は強風で使うから持続が短いのであり、弱風で使うとそこそこ保ってくれる。
また、ペルチェベスト用の容量の多くて重い充電池も空調服ファン用の変換ケーブルを買って、空調服でも使えるようにした。
今や一人扇風機ならぬ、どこでも空調服の時代になったようだ。
学校や病院でも使えるようにするにはファンの音をもっと静かにしてもらわねばならない。
そういう所ではペルチェベストの方が適しているようで、使う場所で工夫せねばならないことも確かだろう。
これまでのように服を脱いで薄着になって、肌を露出すれば涼しくなる時代は終わった。
アラブの人たちが頭から足先まで服で覆うのと同じ感覚で、これからは空調服などで身体を守らねばならない時代になったのだと思う。