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2019年2月23日土曜日

ネット知識のつけ

私は以前散歩の途中で、便意をもよおして何度も苦しんだ経験がある。
その多くは、前日飲み過ぎや食べ過ぎが原因だった。
ところが、この冬はそれほど飲み食いをしていないのにそういう状況に陥ってしまった。
家内などは、普段から胃腸の調子が悪いので、食べたものが悪いかの区別がつかない。
私が下痢で、家内が普段と変わらないと言われると、食事を疑うわけにはいかない。
そこで、服用している糖尿病の薬が原因では無いかとネットで調べた。
やはり、今飲んでいる薬には下痢の副作用があるとネットにも書いてある。
念のためにもらった薬の説明書にもちゃんと書いてあった。

そこで、私は勝手に薬の量を減らすことにした。
私は常日頃から、精神的に落ち込むのは血糖値が高くなるからだと思い込んでいた。
だから、薬を減らして、精神的にも落ち込まない状況で、きっと薬の量が多くて、下痢をしていたと決めつけた。
ところが、それが大きな間違いだった。
定期検査では、教育入院から退院後最悪の検査結果になってしまった。
主治医の先生によれば、副作用は薬の飲み始めに出るものであり、下痢の原因は菌感染による可能性があるということであった。
ただでさえ正月を挟むこの季節は血糖値が上がりやすいのに、自己判断で薬を減らした結果であった。
そのおかげで、薬は減るどころか、新たなる薬も増えて、出費も増えた。

要するに素人がネットで調べて、勝手な解釈をすることは、過ちをもたらす可能性が大きいと言うことだ。
ネットは確かにいろんな知識を提供してくれるが、人の生活や行動に応じた知識は提供してくれない。
それは経験豊富な医者に頼る方が賢明なのである。
糖尿病はいろんな健康上のリスクを伴う。
特に心配なのは膵臓癌である。
これを機会に我が家の食事が変わった。
ご飯にマンナン米、十穀米、もち麦、蕎麦粒が混ぜられるようになった。
そして、腹もたせに蒟蒻ゼリーを私は食べている。
怪我の功名という所だろうか・・・

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