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2019年2月8日金曜日

還暦同窓会・地元仲間

淳心を卒業して、地元で暮らしている人の中には、教師になった者も少なからずいる。
以前、校長をしていた先輩を中心に教師会が作られたが、その人が淳心とは別の私学校長になって、絶ち切れになった。
同級生で教育学部へ行って、教師になった者の方が少ない。
研究をしようと思ったが、教師になった私のようなケース。
民間企業にいたが、転職したケース等である。
だから小学校、中学校の教師は少ない。
このうち同級生で高校の校長をしているのは、二人である。
二人とも立派な大学を出たエリートである。

校長にならずとも、頑張っている教師もいて、Mn君は公立で地域トップの進学校の地歴・公民の教師をしている。
前任校は、進学校では無かったので、大学受験指導の経験はあまり無いはずだが、世界史も、日本史も指導していると聞いて驚いた。
私は受験指導に関しては、日本史が精一杯で、世界史までは自信が無い。
彼の奥さんとは、職場が一緒だったこともあり、共通の話題も多かった。
旧帝大を卒業しながら、平教師として一般の学校で地道に指導して、最後は進学校で優秀な人材育成を行っている。

今回、気の毒に思えた教師は、学校付近で交通事故に遭い、生死をさ迷いながら今は何とか回復してリハビリ中の教師だ。
今も休職中だが、一部記憶も失われていると聞いた。
命が救われただけでも、幸運だと思える事故だったらしいが、これから復帰するのも大変だと思った。
他にも、いつも母校の教師をしながら、同窓会の中心的な幹事をしてくれているMt君は、メタボ体型で気になった。
二次会で隣にいたので、おなかを突きながら「健康は大丈夫」と聞くと「悪い」と答えていた。
彼には元気で長生きをしてもらって、幹事をいつまでも続けてもらいたい。

また、高校教師をしていたが、大学に転職したS君とも久しぶりに会った。
彼は、高校教師をしながら、大学院に通い研究を重ねた。
そして、家庭の都合で定時制の教師も務めていた。
彼とは研究分野がかなり違うが、彼はひとつの目標でもある。
大学の教員も大変だと言うことだったが、充実した生活を送っているように見受けられた。

同窓会には出てこないが、近くの小学校で元気に指導している同級生もたまに見かける。
忙しそうなので、声をかけるのはためらっているのだが、私の息子には良く声をかけてくれている。
地元で教師をする以外にも、市町村の役場や企業などで地域のために働いている仲間も多くいる。
二次会で隣になったのもその一人で、自治会のためにもかなり活躍しているそうだ。
どちらかというと、同窓会では華やかな職業で活躍している同級生が目につく。
それでも、地味ながら頑張っている仲間を見ると、共感できる。
同級生以外にも、地元で頑張っている卒業生は多い、それが励みともなっている。


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