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2019年2月9日土曜日

還暦同窓会・古希同窓会に向けて

同窓会では、どうしても亡くなった同級生のことが話される。
今回も、医者として同級生を見送った話がなされた。
卒業生144名中で、還暦までに亡くなったのは5名である。
事故もあるが、最近は多くが癌のようだ。
その中には、医者も数名含まれている。
この話題を職場の一つ上の人と話をしたら、その人の同級生は自殺が多いという。
それは、公立高校の話なのだが、私の同級生でそういう話は聞いていないのは幸いである。

今回集まった同級生には、見た目からして不健康そうな者も何人かいた。
実際聞いてみると、持病を抱えている。
また、健康そうに見えても、ヘビースモーカーでしょっちゅう退席している者もいた。
二次会のスナックでも、電子タバコが手放せないでいる者も少なからずいた。
いつも歯の治療をしてもらっている同級生も、タバコがやめられず、いつも不健康そうに見える。
医者の不養生とはよく言ったものである。
そういう自分も糖尿病で数値も良くなく、薬は欠かさず飲んではいるが、膵臓癌への不安がいつも付きまとう。

果たして、今度何年後に同窓会が開かれるか分からないが、その時まで元気でいられる者がどれくらい、いるのだろうか?
先日、小田和正の特集番組を視ていたら、古希のお祝いを仲間としていた。
小田和正のように、古希まで現役で続けられればそんなに幸せなことはない。
逆に本を読んでいて、奄美の考古学や歴史の研究に貢献されていた方が、60歳代で亡くなったのを知り、非常に残念に思った。
都立大学で指導教官をしていただいた故村武精一先生は、長生きするのが研究者にとって重要なことだと言っておられたのを思い出す。

沖縄の言葉の「命ドゥ宝」ではなく、「仕事ドゥ宝」の人が、なんと多いことか。
チコちゃんに叱られようが、マイペースで仕事をし、健康を考えながらボーと生きることも大切に思った。
ただ、食事や運動に関してはボーとしていてはいけないとは思う。
今度会う時は、殆どの人が退職しいるのかもしれない、その時に学生時代のように、若々しく愉快に語り合えたらと思っている。
その時は、卒業大学や肩書きも気にしない、ただの二度童ならぬ、二度青年として・・・


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