ページ

2019年8月4日日曜日

夏の散歩は早朝に

以前、私は夏はたいてい5時半頃には起きて、散歩やジョギングをしていた。
ところが定時制の仕事の都合で、起きるのが7時半頃という習慣になってしまっていた。
さすがに、いくら竹笠を被っていても暑くて、戻ってくると汗まみれになった。
夏休みになって、起きるのが6時になったが、朝食を食べて7時頃から散歩しても、あまり状況は変わらなかった。
朝曇りの日でも、途中から陽が差してきて、歩くのが辛くなってきた。
沙漠に住む人が、太陽の絵柄を嫌う理由がよく分かった。
クロも、何度も用水路や池に入って身体を冷やしていた。

先週の木曜から仕事の都合で、朝早く起きることになり、5時半頃の起床に変わり、食事前に散歩に行くことになった。
つまり、夏本来の従来の生活パターンに戻ったわけである。
しかも、服装も以前は農作業が直ぐ出来るように、コンプレッションの上下の長下着に作業ズボンをはいていた。
それを、上は袖なしシャツ、下は短パンツをはいた。
なんと今までの辛い散歩が嘘のように楽になった。
今までは散歩している時に人に出会うことは殆どなかったが、この時間帯はけっこう出会う。
その分、犬の散歩の人に出会うと、クロが過剰反応するので面倒と言えば面倒にはなった。
これまでの散歩が根本的に間違っていたようだ。

私は同年齢の人には、健康のために散歩をお勧めしている。
しかし、忙しい人が多く、時間があってもたいていの人は朝はゆっくり過ごしたいようだ。
先日、私よりも3歳年下の人から、足に血栓ができて腫れたり、肺の一部が詰まったりした話を聞いた。
入院して医療処置をする際に、奥さんは延命処置をするかどうか聞かれたそうだ。
その話を別の人に話すと、その人にも首に血栓があって薬を飲んでいると言うので驚いた。
血栓のあるお二人とも、普段から運動をするタイプの人ではなく、首に血栓がある人には散歩を勧めたりしていた。
そこまでになっていたら、無理な散歩は出来ないかもしれない。
命の危険がある人がけっこう身近にいることを改めて知った。
かく言う自分も糖尿病で医者から「あんた死ぬで」と言われた人間だ。
私の散歩はある意味で、延命のための運動とも言える。
しかし、そのやり方を間違えれば、命取りにもなりかねなかった。
今日(8/4)は日曜でも早起きして、山陰になる道を選んで歩いた。
長く歩いても、疲労の度合いは全く違っていた。
たかが散歩だが、夏場はよく考えて行わねばならないとつくづく思った。



0 件のコメント:

コメントを投稿