先日私が今勤めている施設で大掃除があった。
その施設には古い講堂や廟があるので、それの儀式的な大掃除である。
NHKの取材も毎年来るそうで、今年も女性が一人カメラを担いでやってきた。
私は臨時の身だし、見習い中なので映りたくは無かった。
拭き掃除をしていたら、知らぬ間に傍で映されていた。
それがしかっかりと、NHK岡山のローカルニュースで流された。
自分としては頭のてっぺんが薄いのがやたら気になった。
たくさん撮影されたのに、なぜ自分のが選ばれたのか?
きっと、古い建物だから、若い職員だけで無く年配の職員も映像に加えたかったのだろう。
なおこの施設では、正月4日の行事にたくさんの来客があるそうである。
今日は赤穂の母親の住む家の庭掃除をしてきた。
秋に庭木の手入れをしていて、きちっと始末していなかった。
自分の住む家は、まだできていなけれど、明日弟たちが帰省するので少しでもきれいにしておこうと思った。
自分たちの育った実家は、母親が一人で暮らしている。
母親は足が悪くなったので、週に一度ヘルパーさんが手伝いに来てくれている。
近くに住む末の弟も、よく母親の面倒を見てくれている。
帰省する2家族の弟たちは、去年から実家には泊まらずに近くのホテルに泊まっている。
なるべく、母親の負担にならないようにと言うことである。
今年も実家の近くにホテルに宿泊して、食事も外で一緒にすることになった。
しかも、今年は正月では無くて、ホテルのとりやすい30日に帰省して次の日に帰る。
神奈川から帰省する弟は、正月には殆ど戻ってこなかったが、去年くらいから母親が心配になったようだ。
家は昔は結婚式、葬式、盆正月など悔やみごと祝い事を行える場所だった。
今は、盆正月でさえ、私の家や実家のように人が集える場所でなくなってしまった。
以前のようにゆっくりと盆正月をゆっくりと過ごすことが無くなったからだろう。
末の弟は警備関係の仕事なので、年末も正月も出勤する。
遠くに居ても、近くに居てもじっくり一緒に過ごす機会は失われてしまった。
それでも何とか会おうとするのだから、盆正月はありがたい機会であり続けている。
たとえ人が集わない家でも大掃除するので、せめて歳の神様くらいは来てほしいと願うばかりである。
0 件のコメント:
コメントを投稿