今、裏の畑では菜の花が咲き乱れている。
実は、菜の花は種をまいたのでは無くて、勝手に生えてきた。
ニンニクを植えるのに、肥料を撒いて耕して、マルチをしていた。
そのマルチの横で芽を出し始めて、放っておいたら、大きくなった。
去年の種が落ちていたのだが、耕さなかった区画では殆ど芽が出なかった。
要するに、同じように種が落ちていても、根を出す環境が無かったら出なかったのだ。
食用の菜の花は、早くから蕾をつけてくれて、緑物の少ない時期の大切な野菜となる。
手かごいっぱいに摘んだのだが、食べるのに時間がかかったりして、花を咲かせてしまった。
菜の花は少し苦みがあり、人によって好き好きがあるので、誰にでも上げられない。
出荷しているのは、茎が太くてサイズもそろっている。
我が家の菜の花は茎も細くて、サイズもバラバラで商品にはならない。
それでも、柔らかくておいしいし、安全である。
ネットで調べると、栄養価も非常に高いという。
ブロッコリーは今回植えていなかったが、その代用になってくれたようだ。
一方、道ばたにはヨモギがやっと芽を出してくれている。
土筆も大分前から生えているのだが、はかまを取るのが面倒なので、摘まなかった。
ヨモギは大雑把に処理できるので、芽を摘んできた。
私はこれを乾燥させて、焼酎に漬けたり、お茶で飲んだりする。
ヨモギも非常に栄養価が高い植物だ。
こちらは、全く自然に頼っての食料なのである。
自然と言っても、生える条件がちゃんとあって、どこでも良いわけでは無い。
きちっと里の環境が、維持されているところに生えている。
菜の花にしても、ヨモギにしても、多くの手をかけなくても、役立つ植物は結構ある。
そういう植物と上手く付き合っていけば、環境に優しく経済的な生活が送れると思う。
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