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2025年6月27日金曜日

古女房のような10年連れ添った軽トラ

 私はホンダのActyを乗り続けて10年経ち、今年車検を受けた。

家内が通期途上にディーラーに持って行ってくれたのだが、残念な知らせも持って帰ってきた。

ホンダはこの軽トラの生産を止めてしまっていたそうだ。

前回の車検の時には生産は終わっていたのに、話題にならなかった。

要するに生産中止から4年も経ち、車検の時に必要な部品の調達が困難になってきたということで、今回も部品を取り寄せて交換をする必要が出てきた。

ネットで調べるとダイハツやスズキに敗れて生産中止になったが、復活の要望が強くて復活される可能性も出てきたようだ。

私はホンダ以外の軽トラも運転したこともあるが、山道の悪路を大した荷物も無く走るだけだったので違いは分からなかった。

近所の農家の人も殆どがダイハツなので、乗せてもらう機会が多かった。

私のように通勤に遠くまで使う人はいなかったので、値段の安いダイハツやスズキの方が良かったのだと思う。

なんと言っても、ホンダの軽トラは高速走行が売りなのだ。


私が軽トラが好きなのは、農作業やアウトドア、そして以前は通勤に使えるマルチプレーヤーであることだ。

そして、値段や性能、スタイルで見栄を張ることも無く、開き直った存在として走っていられる。

ただ、ホンダのアクティーは他の軽トラよりも実際に値段も高く、性能の上でも高級観を持つことができたことは否めない。

軽トラには元気な職人が乗っているイメージがあるので、煽られることもあまりない。

先日などは荷台にそら豆を干していて、そのままプールに出かけたりしたが、色んな応用が利く。

私は横風が不安でやらないが、幌やテント、自作シェルをつけてキャンピングカーにもなる。

近所のかなりの高齢者も自転車代わりに乗り続けているが、運転免許返納まで乗り続けたい車でもある。

私の軽トラは洗車も殆どせず苔が生えたりして扱いも悪いのだが、故障もせずにけなげに働いてくれている古女房のような存在だ。

家内はもう少し大切にしているので、10年も働いた今後は家内と同じように大切に扱ってやろうと思っている。




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