「変しい 変しい」は昔の映画「青い山脈」の有名な場面だが、「恋」という字を間違えて「変」と手紙に書いたのは単なる無知のせいでは無いという。
恋愛が禁じられていた時代背景がそこにあるらしい。
今の時代は恋愛よりも異変に関心が向かっている。
私は今回の米騒動に続く、今年の最も早い梅雨明けを「異変」と思ったので、安全地帯の「恋の予感」をもじったのだ。
ニュースでもこれから酷暑が続いて、水不足に襲われることも懸念されているが、逆に突如と大雨に襲われる危険もある。
破綻気候は既に食生活を脅かし、それが深刻化する予感がする。
一方、日本史では「乱」と同じようにクーデターを意味し、「変」は「本能寺の変」のように成功した例に使うらしい。
政変というなら、自民党が第一党でなくなった都議会選挙も一種の政変かもしれない。
これが参議委員選挙を占う前哨戦としたら、国会の政変も起こる可能性もある。
自民党の政策としていたアメリカへの従属関係やJAとの連携が、経済や暮らしに悪影響を与えることを知ったら、国民の支持を失う可能性がある。
これは「政変」の予感である。
7月に天変地異が起こるというデマ情報が流れているようだが、自然災害は毎年のように起こっている。
気象上の異変以外にも、火山噴火や地震、津波はいつ起こっても不思議では無い。
以前読んだ書籍の中で、大陸氷河が溶けることが地殻に影響を与えることが書かれていた。
つまり、氷として地殻にかかっていた重量が海に溶け出すことによって減るので、地殻が盛り上がるのだそうだ。
地殻が動くことは地震などとも関連してくる。
温暖化の現代は「天変地異」の予感を感じつつ生きなければならない時代だ。
やがて「予感」は「実感」に変わっていくかもしれない。
コロナウィルスによるパンデミックのように、世界が多くの異変によって混乱や戦争に巻き込まれてしまうかもしれない。
そんな状況になっても狼狽えないように、普段から防災意識をもって暮らす必要があるだろう。
「恋の予感」の一節
風は気まぐれ あなたを惑わせるだけ
恋の予感が ただかけぬけるだけ
単に「変の予感」をただ駆け抜けさせてはならないと思う今日この頃である。
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