日本の文化を「恥の文化」と評したのはアメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトだった。
日本人は人にどう見られているかを、非常に気にするところがあった。
今は下火になったが「日本人論」「日本論」がよく書かれていた。
欧米を中心とした外国人からどう見られているのかを、非常に気にするところもあった。
これは村社会や町社会の中で強い地縁関係がそうしたのだろうと思われる。
また歴史的背景として江戸時代は犯罪に対する刑罰が家全体や5人組の連帯責任となったので犯罪抑制にも繋がったことは確かだった。
そして、何よりも武士は自ら切腹して辱めを受けることを潔しとしない誇り高い階級だった。
しかし、そういう地縁関係も薄れてしまい、誇りも失われ、老齢者や女性に対する詐欺や窃盗、強盗が増えてきているようにも思われる。
その一方で、強い者に対する迎合、従順さは以前よりも強くなったと思う。
私は長年教師をしていたので、管理職に対する職員の対応を見てきたが、従順さがました背景に組合の弱体化は確かに大きい。
しかし、それよりも教員の誇りを傷つける免許更新制などの政策によって、中央管理体制強化とその採用人事で教員は従順さが増したと思う。
それが、結局学校のブラック化と教員離れにつながったように思う。
今回の高市総理の日米首脳会談に際しての発言
「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド。私は諸外国に働きかけ、しっかり応援したい」
を聞いて、世界から軽蔑されているアメリカ大統領に日本の総理大臣が媚びていることに恥を感じた。
いくら相手が世界一の軍事大国のトップだからと言って、国際法からも間違っていると思われるイラン攻撃をした人間に言う言葉ではあるまい
中国に対しては強い態度で臨みながら、一方でアメリカ大統領には対しては媚びるなんて日本人として恥としか思えない。
我々国民がこういう総理大臣を選んで作り上げたのであって、われわれ日本人自身も恥と思うべきなのかもしれない。
たぶん、海外ではこういう総理大臣のいる日本を恥知らずで哀れに思うだろう。
原爆の戦争犯罪を黙認して、アメリカの核で守ってもらっていると勘違いしている日本人。
こういう状況でもオールドメディアは総理大臣や自民党にへつらう報道をするのだろうか?
とくにNHK????
これでは若い世代に希望を与えられないし、誇りを失わせても仕方有るまい。
もう、高市総理を見ていると日本には「恥の文化」は失われたと言って良いのかもしれない。
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