今日(1/25)は朝の冷え込みは格別で、散歩の出だしは手も凍えた。
でも、今までには無かったのだが、飛行機雲が空いっぱいに描かれている。
そして、歩いている真上でも、描かれている最中なのである。
やっぱり、上郡上空は飛行機の通り道だと言うことが、これではっきりした。
これは天候が悪化する兆候でもあるというが、確かにあすから強い寒気で、雪が降るかも知れないという。
私の父は元々船乗りで、常に空の雲を見ながら、天候を予想していた。
「入り雲だから、雨」とか、庭で眺めては教えてくれたが、当時の私には理解できなかった。
私はこのところ、空ばかり眺めながら、散歩をしている。
冬場は草木には、面白みがない。
そして、今日新たな発見があった。
今まで音はしても見えなかった飛行機が、飛行機雲によって分かったのだ。
中には、空高すぎて絶対に見えないだろうというのも分かった。
そして、高度の高い飛行機は、南から北に向かっていたのもあった。
西行きのルートばかりでは無かったのだ。
子供は小さい頃、雲の隙間から光の筋が伸びているのをみて、「天使のかいだん」と言っていたと、それを見るたびに家内は話す。
それなら、空に描かれた飛行機雲はさしずめ「天使のらくがき」だと思った。
この「らくがき」はいつも描かれるのではない。
今日のような気象条件がそろった時に描かれるようだ。
ある意味で、気まぐれなのである。
そして、こうして空をしっかり眺めていないと、気にもとめないだろう。
「天使のらくがき」を眺めて楽しめるのは、限られた人だけである。
そして、何よりも描いている飛行機に乗っている人には見られない。
この「らくがき」は、しばらくして消えしまう。
家に帰る頃には、殆ど消えて、新しいのも少なくなった。
今日は、天使とお話ができた気分であった。
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