ページビューの合計

2026年9月10日木曜日

食品特売日に見る町民の困窮と病気

 私が住んでいる上郡町では「火曜市」としてスパーマーケットのマックスバリューが週に一度行う特売日が重要な日になっている。

一番お目当ては安売りをしている卵であり、家内は必ず卵が売り切れにならないように、いつもより早く買い物に出かける。

今朝(9/8)は雨が降っており、ついでにコインランドリーで洗濯物を乾かせば良いと私は言ったが、皆も同じ事を考えて混雑するからと買い物だけに出かけた。

帰って来るなり「ランドリーに寄らなくて良かった」と言う。

「卵が売り切れになる前に買えたけど、寄っていたら買えなかった」と言う。

たかだか100円ほどの違いなのだろうが、皆は必死で卵を買う。

また、この日にあわせて菓子パンが安売りされる。

この上郡町の高齢者は菓子パンが好きなようで、割引された菓子パンをいっぱい買い込んでいくという。

また、メンチカツも安売りされているので、家内はメンチカツを買ってくることが多かった。

このように、火曜市は卵以外にも安売りをしているので、人が大勢集まってレジも混雑するという。

他にも、15日はホームセンターやドラッグストアーなどでもポイント5倍デーとなったりして、その日にまとめ買いをしたりしている。

15日は偶数月は年金支給日なので、年金生活者はお金を引き落としたついでに買い物をするのだろう。

店舗も偶数月にするとあまりにも年金狙いが露骨なので、毎月15日をポイントを多くつける日にしているようだ。



上郡町は町ぐるみ検診の受診率は高いのに、後期高齢者に対して次のように報告されている

https://www.town.kamigori.hyogo.jp/soshiki/kenkofukushika_kokuhokaigoshienshitsu/gyomuannai/1/1/6981.html

  • 外来医療費の第1位は糖尿病
  • 人工透析患者の割合が県より高く、半数が糖尿病を有する
  • 死因のうち、腎不全が県・国に比べて高い 
  • 入院医療費で、骨折の割合が高い
  •  外来医療費で、関節疾患の割合が高い
  • つどいの場で、3割が口腔フレイル2割が運動フレイルに該当(R5実績)

このことから、糖尿病への対策フレイルへの対策が必要ということがわかりました

このことで菓子パンがよく売れることが納得されるが、健康に対する知識のなさよりも、後期高齢者は国民年金に頼る人が多くて収入が低いのが原因のように思う。


こんど、食品の消費税を1%になるが、最近は税込み価格が目安となるので、1%になっても税込み価格が同じなら実質値上げになる。

レジの都合とかと言って1%としたが、それを利用して実質値上げも可能となった。

年金生活者だけで無く、非正規雇用で時給によって生活している人は、少しの時給の値上がりでもこれだけ物価が上がったら、焼け石に水となる。

株価が高値で取引されたり、GDPがいくらプラスであっても、実質賃金が低く、所得の二極化が進んでいっている状況で普通の人は景気が良いとは思えない。

また、近隣の赤穂市では市民病院が中央病院に運営委託されるに伴って、非常勤であった多くの女性が職を失うそうだ。

上郡町から赤穂市へ働きに行っている人も多いので、そういう世代にも影響が出てくるだろう。


本来なら美味しい米が採れて、豊かな農産物で満たされていたところだった。

学校給食もその影響で最近まで行われずにいた。

後期高齢者は子供からも見放され、自分でも農作物を作るだけの健康も失ってしまっている。

住んでいる村の男性は早死にしていくケースが多い。

原因は60歳から70歳前後では膵臓や肝臓の癌など、80歳前後では肺癌がなどが多く見られる。

女性は比較的長生きだが、70歳代で無くなった近所の人は人工透析を受けていた。


田舎で自然豊かに健康で暮らしていける時代は終わった。

特に、近年の夏の酷暑は高齢者の農作業を困難にしている。

無理して農作業を続けて熱中症になったり、最悪亡くなった人もいる。

酷暑時の農作業には空調服などが有効なのだが、高齢者は空調服を使いこなせなくて、子供などから買ってもらっても放置している。

散歩などで近隣の畑を見渡すと草まみれの中で、細々と出来た作物がとられないまま放置されたりしている。

また、去年まで夏に作物をコツコツ作っていた人の畑が、何も作られず放置されて草まみれとなっている。

年金が少ないので自分で自給用の作物を作ることさえ困難になっているのが現実だ。

これが、室町時代には赤松氏が支配する播磨の中心であり、明治維新後も大鳥圭介の力によって政治力を持った町の成れの果てである。


かつての政治力で国鉄の駅も山陽本線を大きく迂回させて作らせておきながら、電車庫を作ることに反対して発展を失った。

同じように政治力で新幹線の駅ができながら斜陽の町と化したかつての造船の町相生とも共通するのかもしれない。

工業化に乗り遅れて産業戦争に敗北した町の姿と、現在は認めざるを得ないだろう。

しかし、考えようによっては、温暖化戦争に伴う食糧危機に備えて自然環境を温存させているともとれる。

だから、少しの雇用や税収のために、産廃施設の建設など許してはいけない。

それよりも、空席のまま走るコミュニティーバスより、高齢者などが安くて便利に利用できる食堂やコンビニを補助金をつけてもっと誘致してほしい。

居着いたコウノトリに希望を見いだしながら、町民は健康を維持して田畑を荒れさせてはいけないと思っている。






0 件のコメント:

コメントを投稿