先日来、コウノトリが昨年子育てをした巣作り用の鉄塔に、つがいで停まるのを見かけるようになった。
寒い間は一緒にいたり、離れていたりして餌を探しているのを見かけていた。
時にはしばらく見かけなくて、少し離れた餌場に出かけているようだった。
上郡の高田地区の貯水池は多くが水を落としていて、餌が探しやすくなっている。
そこでは他の鳥に混じって餌をついばんでいるのをよく見かけていた。
千種川でも上郡より下流の有年のあたりには、広い中州があるので、そこでも見かけることがあった。
ところが、上流では鷺はよく見かけるのに、コウノトリを見かけることはまず無い。
コウノトリは鷺が捕ることができる、すばしこい小魚が捕れないのだろうと思う。
その代わり、大きなネズミや地中で冬眠中の蛇や蛙なども捕って食べることができるのだ。
このところ、カラスの大群を見かけるようになったのだが、意外と大量に残された柿には群がっていない。
残された柿を毎日食べているのは、群れを作るワタリガラスではなくて、地元に居着いたカラスだ。
例年ならほとんど食べ尽くされていてもおかしくないのに、黒く熟してぶら下がっている。
その見捨てられた熟し柿を、毎朝散歩の折りに愚犬クロに与えているのだが、場所によっては木の下に多く落ちていて、木の枝から捕ってやる必要が無い。
今年はカラスだけでなく、落ちた柿を食べる狢なども飽きてしまっているのかもしれない。
私は堆肥を作るのに干し草を積んでいるのだが、その上に捨てておいた卵の殻が食べられていて糞もしてあった。
狢たちも栄養のバランスをとっているのだろう。
この冬は例年よりも温度が下がり、上郡では-8℃を経験した。
ところが、どういうわけかクロはかなめの木の下に、毛布を敷いてそこで眠っている。
風の強いときは、自分の小屋に毛布を引きずり込んで眠るのだが、寒い朝にはかなめの下で眠っているのを朝に新聞を取りに出る時に見かけている。
プラスティックでできている犬小屋の中よりも、木の下の方が心地よいのだろうと思う。
そう言えば弟はスウェーデンの木造建築方法を取り入れた暖かい家を建てて住んでいた。
生きている木には凍結を防ぐ自らの力だけで無く、周りにも温もりを与えてくれる力があるのかもしれない。
寒い中でも、こうしてコウノトリが巣作りを始めたり、小鳥たちが元気に飛び回っているのを見ると春を感じる。
また、毎年自然に生えてくれる菜花も花を咲かせてくれるようになった。
体感的にはまだまだ寒いし、テレビニュースなどでは、連日雪情報やアメリカの大寒波が報じられている。
そんな映像を見ているより、氷点下で少々寒くてもぬくい格好で散歩すれば心が温まる。
例年は2月の初めの日曜日に畦焼きを村の人が集まって行うのだが、今年は消防署などからの通達で中止になってしまった。
春を招く畦焼きはあたりを一度真っ黒にして、それも肥料になって新しい芽を育む。
それができない今年はどんな春を迎えるのか、少々不安ではある。
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