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2025年12月24日水曜日

バタフライ エフォート(Butterfly effort)

私は30歳前くらいから始めた趣味の水泳をいまだに続けていて、趣味が高じてマスターズのスイミング・チームで練習したり、水泳部の顧問をしたりした。 

水泳では当然クロール(自由形)がスピードとしては速いが、他の人と比較して速く泳げるのはバタフライ(以後バッタ)である。

マスターズの大会でも個人種目として参加してきたのはバタフライで、25m、50m、100mとどれも経験がある。

バッタは辛い泳ぎなので、地方大会では出場者も少なくて3位になることが多かったが、優勝した経験は無い。

また、100mは泳ぎ切るだけで3位になれたのだが、一人が途中で足をついてしまったからだ。

顧問として県大会に引率していたときには、部員のバタフライ選手が前半とばしすぎて、100m泳ぎ切る手前で溺れかけて助けられたこともあった。

選手でも無理をすると腕が上がらなくなり、深いプールでは溺れかけるのがバタフライである。


以前はバッタの練習は25m刻みで行っていた。

50m泳ぐ時には、折り返してからが非常に長く感じて、腕を上げるのも辛くなっていた。

だから、練習ではキックと片手バタフライが中心になっていた。

ところが、最近はフィンを練習に使い出して、バッタの泳ぎが楽になった。

これは水泳部の顧問の時に経験済みで、フィンを付けたら生徒と一緒のペースで泳ぐことができた。

特にバッタはキックがしっかりときくと、腕のかきが楽になる。

最近はフィンなしのダッシュ以外では、バッタの練習は50m刻みで行えるようになって、調子の良いときにはクロールと換わらないくらいのタイムで泳げた。


バッタは現役選手は別として、50mの刻みで練習している人はほとんど見かけない。

ましてや私のように200mの個人メドレーの練習をおこなっている人は滅多に見かけない。

50mのバッタが泳げないと200m個人メドレーが泳げないからだ。

だから、かつて水泳選手で、マスターズ水泳で活躍している72歳の人にも一目置いて貰えている。

そのマスターズ水泳選手にはクロールの速さは全く歯が立たなくて、25mダッシュを飛びこまずに15秒で泳いでいる。

これは女子高生選手でもなかなかできず、私は必死でノーブレスでがんばっても18秒はかかる。

その人でさえ50mのバッタをしているのを見たことが無い。


ところが、最近現役の高校生がフィンをつけてバッタの練習をしている機会を見ることが出来た。

驚いたことに、水中のドルフィンキック(バッタの両足そろえたキック)だけで25mの半分以上進んでいる。

腕でのストロークは数回ほどでターンになっているのだ。

これは目からうろこだった。

私はドルフィンキックはせいぜい5回ほどで水上に上がってしまう。

以前に教えて貰っていたコーチに私のドルフィンキックはおそいから、水上でストロークした方が良いと言われていたからでもある。

しかし、速く泳ぐ必要が無いときには、この方が腕には楽なのだ。


そこで、水中でのドルフィンキックを出だしを10回にして、折り返しは息が続かないので5回にしたら楽に泳げるようになった。

バッタのフィンを付けてのスイムの練習は50mを2本ほどだったのが4本できる方になり、今日(12/23)は100mを1本と50m2本行った。

フィンを付けているとはいえ100mのバッタを泳いだのは、10年ぶりくらいだ。

たぶんこの練習を続けていったら、フィンなしでも100mを泳げるようになるだろう。

速さばかり気にしていたのは、マスターズの大会に出ていた名残であったのだが、遅くても長く楽に泳ぐのは愉快なのだ。

腕のストロークにばかり気を遣っていたのを、キックを重視しただけで全く泳ぎが変わった。

これこそバタフライ エフォート、バッタでの努力型の工夫である。

練習は個人で行うものだが、他の人の練習もしっかり見ることが重要だと今回は思い知らされた。

昨日(12/23)は隣のコースで中学生の女子選手が練習していたので、それに刺激されて気持ち良い練習もできた。

水泳は世代を超えて練習できるのが素晴らしい。













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