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2025年8月23日土曜日

あ~夏休み!が終わる

家内は学童に勤めているので、夏休みの方が普段よりも忙しい。

3日に1回は早出で七時半に家を出るので、 わたしもそれに合わせて動かねばならない。

そのほかの日も弁当を持って昼前に出かけていくが、普段は昼食をとってから12半頃d出かける。

私が完全退職してからずっと家にいるので、昼食や夕食を忙しく用意している。

私はレトルト食品を買い込んでいるし、昼食用に野菜スープを自分で作っているので気を遣わなくて良いと言うのだが、そうはいかないらしい。

我が家は子どもに教育費が多くかかったので、生活費を切り詰める習慣ができていて、私の年金や退職金の残りで何とか暮らしていける。

だから、忙しくて身体に負担があるのなら、仕事を辞めるなり非常勤で働くように言っているから、無理してでも家事をこなそうとしている。


だから、家内は毎日が忙しい夏休みが終わるのを心待ちにしている。

8月の下旬になると「あ~ 夏休みが!やっと終わる!!」と家内は喜ぶ。

私は「あ~ぁ 夏休みが 終わってしまう」と嘆くのだ。

退職して夏休みも普段の日も変わりは無いし、プールが混んで泳ぎづらくなるのだから、夏休みは私も楽しいわけでは無い。

しかし、夏休みは私にとって今でも気持ち上で欠かせないものなのだ。


私は幼稚園から教師を退職するまで夏休みが無かったのは、中学受験の塾と大学受験の予備校に毎日通っていた2回だけだと思う。

退職後はプールの非常勤コーチで一度だけ夏休みが無かったが、それ以外は高校で非常勤で働いているときも夏休みはあった。

60年間染みついた夏休みは完全退職後も心身に染みついているのだ。


夏休みには色んな想い出が詰まっている。

幼稚園から大学院までの学校、教職に就いてからの想い出に残る多くが、夏休みが舞台なのである。

先日もNHKラジオの「マイあさ」で、子どもの夏休みの過ごし方と家庭や親の格差について話があった。

児童・生徒が塾などに通えるかどうかと学力格差、色んな体験がさせられるかどうかと経済格差、親の学歴による教育格差の問題を取り上げていた。

家内から夏休みで家に親がいても、学童にやってくる生徒の話を良く聞かされる。

せめて休みの日くらいは子どもと関わって欲しいというのが家内の気持ちだ。

たぶん親としたら、休みの時くらい普段忙しいのでゆっくりと過ごしたり、自分のやりたいことがしたいのだろう。

このごろは企業も夏休みを多くとることができるようになっているが、教師のように授業が無くなるような仕事の軽減は無いだろう。

ただ、これからの酷暑の時代は仕事の軽減や、有給休暇のまとめどりなどの改革が必要だと思う。

そして何よりも、小学生は親子や家族、親戚、近所の人が一緒に過ごすことの楽しさを知る時間を確保するべきだと思う。

中学生や高校生ではクラブ活動以外にも、学校では学べない読書や体験、趣味を得て次のステップへのモチベーションを得る良い機会である。

大学生以上の学生は、就職しても続けられる独自の特技や趣味などの生きがいを身につける良い機会だと思う。

要するに自分の日常生活の大半を占める学校や職場との関係をなるべく絶って、自分にとって楽しいことや興味あることが自由にできるのが夏休みだった。


「教師は夏休みが有って良い」と確かに言われ続けたが、それはバブルの頃あたりまでで終わっている。

授業の負担が無い変わりに、研修やらクラブ活動などに忙しくさせられるようになってきた。

クラブ活動は熱中症などの深刻な事故があったので、しっかりと付いていなければならなくなった。

採用されたときは自宅研修が勝手にできて、午前中はクラブ指導して午後は自宅研修をしていた。

そのうち計画と報告が義務づけられ、気楽に自宅で過ごしたり研修旅行できなくなった。

バブル時に教員が不足して給料を上げたのだが、バブルがはじけて相対的に給料が良くなりその分、民間同様の拘束された就業を強いられていった。

ただ、授業が無いので今まで取れなかった有給休暇を取ることなどができることは助かっていた。

そうなると、自分でしっかり勉強や体験、自己研鑽に励むより、せっかくの休暇を楽しく過ごしたいというのが普通だろう。

そういえば、夏休みにクラブの顧問同士の付き合いに無理をして亡くなってしまった教師もかつて在職した学校でいた。

教師とてもそんなに夏休みが過ごしやすいものではなくなってきたので、普段のブラックな仕事を夏休みの魅力で補うことはできなくなっている。


完全退職の現在は、時間は研究と農作業に多く割き、健康管理に歩きと水泳にも時間をしっかりかけている。

夏休みと言うより夏場の方が農作業が忙しいので、冬場の方がゆっくりと研究や歌の練習ができている。

だから、現役の頃の夏休みをふと思い出しながら、過ぎていくのを惜しんでいるだけなのだ。

以前勤めていた大学附属高校で、一年2学期制だったころは秋休みがあった。

その時に、季節も良く旅行客も少ないので安くできる海外旅行をする教師もいた。

秋は収穫で忙しいのでが、私は昔の百姓よろしく、冬場の農閑期を夏休み並に活用しようと思っている。

あと何年健康で活動できるか分からない老人だからこそ、長期の自由な時間がかけがえのない時間となっている。



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