沖縄や奄美では戦後しばらく主食はサツマイモだった。
2008年に奄美の与路島で民宿に泊まったときも、そこのご主人はサツマイモを米飯代わりに食べたりしていた。
主食だった当時の奄美では冬の寒い時を除いて、収穫しては植え付けて食べ続けていた。
霜が降りない年は、冬場でも畑に埋めたままにして掘り起こして食べるのが普通だったようだ。
本土では秋には掘り上げて、きちっと温度を保って保存しないといけない。
秋には寒くなるので掘り上げて蔓を埋めても芋はできない。
しかし、このところの暑さは沖縄や奄美にも勝っている。
今年は雨が少ないので生長が悪かったが、しっかりと水をやって蔓をしっかりと伸ばすことに努めた。
天気予報では暑さがずいぶんと長引くようだ。
まさしく、本土の秋は無くなって沖縄、奄美の夏の気候に近いと思った。
そこで、サツマイモを掘りながら植え付けてみることを思い立った。
今回、試しに1本掘り上げてみると、握りこぶし二つ分ほどの芋が二つ採れた。
その掘って芋を取り除いた根をその上の蔓も幾分か一緒に埋め戻して置いた。
他の場所に蔓を差しても良いかなとも思ったが、秋物や冬物も作らねばならないので、同じ場所で試すことにした。
因みに、サツマイモはできたら毎年同じ場所で作る方が良いとされている。
その後も、毎日一株ずつスコップで芋を掘り起こしては、株と根を埋め戻して水をやっている。
どの株もそこそこ芋は大きくなっており、店で売られているのに引けはとらない。
これでまた、芋ができるかどうか分からないが、今までのように一気に掘ってしまわずに、少しずつ掘って埋め戻す方法を寒くなるまで続けようと思う。
本土の気候は夏場が長く亜熱帯と同じになったので、それなりに対処する一環の取り組みであるが、稲でもひこばえから収穫しようとする取り組みと一緒だ。
現在の私の食事は朝食だけ雑穀米を食べて、昼食は自家製の野菜や豆を中心としたスープと茹でたジャガイモ、夕食はもち麦全粒粉入りのパンをメインにしている。
要するに米離れを心がけているのである。
ジャガイモも収穫した春ジャガが食べ終わりかけていて、秋ジャガまで持つか分からないので、サツマイモはそのつなぎでも使えそうだ。
本土はなんと言っても冬はまた極端に寒くなるので、寒さに強いジャガイモは欠かせない。
以前にも書いたが(サツマイモへの思い入れ)、私の父はサツマイモを主食のようにして、大切に育てて保管して食べていた。
私はサツマイモをジャガイモ同様に三食のうち一食は主食とし、自給できるようにしたいと思っている。
現在、購入した玄米は一週間に1合ほどしか私は食べていないので、もう主食とは言えない。
一方で、毎週日曜に家内と外食するときは、回転寿司などどうしても白米を食べることになるので、白米は特別なご馳走の位置づけになった。
これはたぶん、昔の本土の百姓の米の食べ方よりは贅沢な食事だと思う。
だから、気候崩壊に耐えられるリッチな現代版エコロジカル・ファーマーを目指していると言いたい。
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