私は去年までタマネギはいい加減に作っていた。
それは以前は家内の手も借りて赤穂の実家の畑(でーしょん祭とタマネギ)で500本ほど作っていた。
ところが家内がリューマチになって以来農作業が困難になったので、家内に任せていた穴マルチを使った面倒な苗の植え付けを自分でしなくてはならなくなった。
また、極力ポリマルチを使わずに、草マルチでしてタマネギを作ろうとすると、植えた後での色々と手間が増えて、赤穂の畑での栽培は難しくなった。
そこで、細々と上郡の自宅裏の畑で数年前から作ってはいたのだが、あまり立派なのは採れなかった。
去年も植えたところが隣接する農業倉庫の陰になってしまい、発育が非常に悪くて小さな物が殆どだった。
タマネギは安く買えるから、買って食べれば良いと思っていた。
ところが、図書館で健康雑誌を読んでいて、タマネギが糖尿病の対策には非常に良いということが分かった。
そこで、私はソイリッチ(豆乳メーカー)でタマネギを中心としたシチューを作ることに決めたのだ。
ソイリッチはタマネギの皮まで砕いてくれるため、皮ごと刻んでシチューにした。
そうすることで、家で採れた小さなタマネギも手軽に利用できるようになった。
初夏に収穫した物は、10月末でほぼ無くなってしまったので、今は買った物を使っている。
こうなると、来年はできるだけ自分で作ったタマネギを使い続けようと考えた。
それで、去年とは違い、日当たりや肥料のよく効いているところに、畝を立てて準備して置いた。
タマネギの苗は極早生50本、中生50本、貯蔵用50本をとりあえずホームセンターで買って植え付けた。
そして、ホームセンターは必ず萎れた苗を半額で売ることを知っていたので、半額になった貯蔵用の苗を200本買い足している。
以前から半額の萎えた苗を植えてきたが、タマネギは強いのでちゃんと世話をしてやれば大きくなった。
合計で350本植えることになるのだが、家内に言わせればそれでも足らないということだ。
こうなると、植える場所をちゃんと確保せねばならないので、急遽をサツマイモを掘り起こしてしまうことにした。
というのも、今年は11月は暖かいというので、掘るのを遅くしておこうと思っていたのだ。
この夏に葬式があって家内の方の親戚が来てくれたのだが、そのひとりはミカン農家だった。
跡取り息子さんもいてミカン農家を継いで貰うのかと訊いたら。
淡路のタマネギ農家で実習していて、そこの農家が跡取りがいないので、やって欲しいと頼まれたという。
ミカンは嗜好品としてだんだん先細っていく中で、料理に欠かせないタマネギは手堅い。
しかも、淡路のタマネギはブランド品で値段も高い。
どうも、そちらの方に話がまとまってきているようだ。
代々継がれたミカン農家だが、時代の流れには逆らえないということだ。
今回の苗の中には淡路で使われているのを50本だけ買った。
他のより100円ほど高いのだが、良いタマネギができることは経験済みだ。
淡路のように立派なタマネギは作れないけれど、安全で健康に良いことは確かだと思う。
淡路ではポリマルチを使っていないので、おそらく除草剤は使っていると思う。
また、病気や害虫対策として農薬は欠かせないと思う。
我が家はできが悪くても自然農法に沿った無農薬栽培を行っている。
以前は冬の主力作物は大根やカブ、ジャガイモだったが、今年からはタマネギに戻った。
来年の初夏は立派に育ったタマネギを眺めて笑いたいものだ。
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