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2025年9月16日火曜日

神居る千種・水くみ2025年9月

 昨日(9/15 敬老の日)にやっと千種川の源流となる宍粟郡千種町に家内と水くみに行くことができた。

春に汲んで置いた水はとっくに無くなっていた。

軽トラの荷台に10リットル20個と18リットル6個のポリタンクを積んで、行者霊水と言われる水くみ場でいつも水を汲んでいる。

前回は故障していて汲めなかったので、名水こうち広場で汲んできた。

それ以来、大切に水を使っていたが、7月までには無くなってしまった。

そこで、汲みに行こうとしたのだが、あまりにも暑くてできなかった。

というのも、荷台に積んである容器に給水器からホースを伸ばして入れるのは簡単だが、その容器を家の中の納戸に運び込むのが大変なのだ。

昼間は35℃を超える暑さの中で、夕方になってもその作業をすることは無理だと思った。

それで、9月半ばにしてやっと気温が普通の真夏並になったので汲みに行こうと思った。


予めドライブがてらに立ち寄って、給水装置が直っていたのを確認していて行ける機会を待っていた。

以前は家内と二人だけでできた水運びも、家内がリューマチになってからは、息子の手を借りないとできなくなっていた。

そこで、息子が夜勤から戻って来て家にいる日を選んだのだ。

千種町の当日の気温予報を調べたら、33℃ということで上郡と変わらない。

そこで、空調服を着込んでいくことにした。

例年は8月に汲みに行っても、千種は涼しいので空調服など必要なかった。

太陽に近いから暑いのだろうと、標高が562mある千種町のことを家内と冗談を言いながら出かけた。


上郡から久崎までは国道373で千種川に沿って進んでいくのだが、最近は雷雨が良くあるのに水かさは少なく、たくさんの白鷺が浅瀬で餌を探していた。

久崎からの吉永下徳久線は川幅が狭い分水量も多く感じる。

ここはひまわり畑の観光を力に入れていて、シーズンに休日に行くと渋滞に巻き込まれるが、もうすでにシーズンは終わっていた。

私は2年ほど前には千種高校に非常勤講師として勤めていたので、通い慣れた道ということもあって単調で眠気を誘われる道である。

今回も前を行くプリウスが制限速度をしっかり守るのは良いのだけれど、カーブのたびにブレーキを踏んでかなり減速させるので少々苛ついてしまった。

途中にある南光町の自然観察村キャンプ場には大勢の人がテントを張っており、川辺で水遊びをする人も見られた。

これは真夏の風景と変わらない。

そばにあるひまわりの館には、本当は帰りに立ち寄って力うどんを食べたかったのだが、現在は金土日しか開店しておらず、休日なのに閉まっていた。


道の駅ちくさは夏場は川で水遊びができるので、駐車場はほぼ満杯になっている。

前に居たプリウスもその混雑する駐車場に入っていった。

ドライブで通りかかると併設されている農産物の直売所に立ち寄って、いつも「門次郎さんの平飼い卵」を買うのだが、駐車することが無理そうだった。

千種高校のそばを通って行くときに、野球部が練習するのを見たが、部員が6名しかいなかった。

私が教えた生徒には女子選手も混じっていたが、もう3年生だろうから引退していない。


行者霊水の給水所に着いて降りると暑い。

高地の涼しさのかけらも無い。

そこの駐車場には後山に登る登山客の車が三台ほど停めてあり、一人はこれから登るところだった。

登山口の入り口には平成の大馬鹿門が曰わく付きで設置されている。

日差しの強い中を家内は給水器に100円を投入し、私が陽気にホースで水を入れていった。

途中で別のお客さんも来たが、給水器は一台しか無いので待たせてしまった。

給水が終わった後でその人の様子を見たら、ほんの少ししか容器を持ってきてなかったので、途中で入れさせても良かったと思った。

給水が終わるといつもそこの拝み所に賽銭を上げて二人で拝んでから後にした。

帰りは特別栽培米の「千種の舞」が売っていそうな店を探すのに、千種の街の道路を通ってみたが見つからなかった。

後ろから車が近づいてきたのでゆっくり探せなかったこともあるので、今度涼しくなったらゆっくり探そうと思う。


帰ってきてから、夕方になって息子が起きてきたので、頼んでポリ容器を運び入れた。

軽トラの荷台から玄関の取次まで運ぶのと、取次から納戸の棚に入れるのを手分けするが、息子は前者を選ぶ。

思いポリ容器を狭い納戸のスティール棚にしまうのは力と工夫がいるからだ。

以前はその仕事を家内がおこなっていた。

こんな力のいる作業をいつまでやれるかと思いながら続けている。


子ども達が幼い頃から、子どもの水の安全を思って始めた千種の水汲みも30年以上の年月が経つ。

当初はスキー場に併設してある給水所まで上がっていた。

千種は子ども達と水汲み以外にもキャンプや水遊びをした想い出の残る場所でもある。

南光町のひまわりの館で子ども達と力うどんをおいしく食べた。

こうして夫婦二人でわざわざこんな遠くまで水を汲みに行くのも、ここにくると水以上に豊かな自然の力を得られるように思うからだ。

縁があって一昨年は千種高校に勤めたことだし、これからも訪れ続けたい場所だ。

たたらで有名なのは知っていたが、気になってネットで調べたら古くは神が腰を下ろす「敷草村」と呼ばれていたそうだ。

そこの行者霊水を日々頂くことは、身体だけで無く心にも潤いを与えてくれるものだと思っている。











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