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2013年3月20日水曜日

春の日の自転車


昨日は天気が良かったので昼から年休を取って帰った。
馬鈴薯を切って、できれば畑仕事をしようと思ったが、馬鈴薯を切った後で畑仕事も何もする気が起こらなくなった。
5月初旬頃の暖かさで、気もゆるみ、しばらくはうたた寝をした。
折角天気が良いのだからと自転車に乗って、赤穂まで出かけた。
前回赤穂へ自転車で出かけたのは、消防出初め式の日だったので、2ヶ月近く経ている。
あの時はあまりの冷たい風に打ちのめされて、最後はまともにペダルもこげなくなった。
今回は比較的楽ではあったが、行きは南風の向かい風で、いくら暖かいとはいえ、少々辛かった。

前日の雨で千種川の水は濁って水量も多かった。
方々で梅の花が咲いて、春を彩っている。
楢原から有年にかけての河原はきれいに焼かれて、堆積した砂が見事だった。
今度はマウンテンバイクでその河原を走りたくなった。
中山からは田圃の中の道を通ったが、何も植えていない田圃は退屈であった。
周世からは川の東側の土手道を走った。木漏れ陽が冬とは違ってサングラスからも明るく感じさせた。
坂越からは川岸の道を通って、尾崎トンネルの手前まで行き、そこからまた土手沿いの道で唐船までいった。
途中、赤穂大橋から新赤穂大橋までの土手の下に水仙が植えられていて、香りが漂ってきた。
土手に長く植えられている水仙は、手作りの感じがして親しみを感じた。
唐船の海でミサゴが飛んでいた。他にも多くの鳥が舞っており、賑やかな感じがした。
以前、網干の港でミサゴを巨大なレンズをつけたカメラで撮影しているマニアがいたが、赤穂ではいつでも間近で見られる。
そう言えば昨日、出勤する時に家の近くで白い鷹か隼を見かけて感動した。
うちの近所で見かける猛禽類はミサゴと違って、小型でスピード感もある。
このところ運動のために、勤務先の市川の土手を自転車で走って姫路港に出かけることが多い。
姫路の港にしては比較的自然が残っているのだが、それに比べても自然豊で風景も良いと改めて思った。
散歩している人や、運動している高校生ものんびりしている。
ただ、遠くのナンバープレートをつけた怪しげな車の青年には、ちょっと構えた。

高校前のうちの畑によるとやはり草がおおく生えていて、玉葱の生育が悪かった。
草が生えながらもニンニクは順調に生育していた。
植えてある金柑の実を採って食べて、途中で食べるためにポケット一杯詰め込んだ。
帰りは西側の河原の道を坂越まで走り、坂越からは川岸を走って木津の取水口までいった。
ご老人が歩いているのに何人も出会った。自転車の人も一人いた。
周世からは今度は東側の土手道を走った。相変わらず見事な孟宗竹が立ち並んでいる。
そして、ここは風の心配の要らない走りやすいところではあるが、石ころが多いのが玉に瑕である。
途中で何度も金柑をほおばったが、それで幾分元気も出た。結局全部食べてしまった。
家に着く頃はへとへとになったが、よたよたと愚犬の散歩にでかけなくてはならなかった。

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