2学期から自前のプロジェクターを教室で使用している
BenQのMW820STは超短焦点ワイドでしかも、3000ルーメンという明るさで、教卓の横から映して十分大きいし見やすい
最初は自立式のスクリーンを用いたが、窓を開けていると風で揺れたり歪む
また、結局下の方は見づらいし、一番の難点は重くて運びづらく、設置に時間がかかる
そこで、黒板に張り付くマグネット式のスクリーンに変えた
自立式より幾分小さくはなったが、風の影響はないし、軽くて設置も便利である
社会科教室は部屋が大きくて、後ろからは見づらかったのだが、教室は狭いので字の大きさは問題ない。
問題なのはスクリーンの下の方は教卓やパソコンが邪魔になって見づらいということで、なるべく下に文字は映さないようにした
一番やかっいなのは、机を据え付けた台車を毎回教室に設置しなければならなくて、廊下いっぱいに移動している生徒とせめぎ合う
自転車の呼び鈴でも鳴らしながら移動したいくらいである
今回教室で使い始めて、やっとネットを活用できるようになった
ネットで助かるのは、その場で調べられることである
分からない用語や内容を調べらるし、史跡などを直ぐに写真や地図で示すことができる
口頭で説明するより効率的で、その分、逸話話や質問がしやすくなった
映像に関しては、午前と午後では見方が全然違う
面白い内容でも、午後はどうしても眠くなる
これは夕食後にテレビで面白い番組を見ていても寝てしまうのと一緒である
だから、昼食後直ぐの授業はなるべく書かせることにした
そうなると、長い時間映像は見させられないので、映像の編集が必要である
実は、以前も一番時間がかかったのは映像の編集だった
録画していた番組をテーマに沿って編集するのだが、これが結構手間である
DVDのVOBファイルをMPEGに変換したり、映像の切り抜きに時間がかかった
しかも、手持ちの編集ソフトはXP用で、Win7には対応していない
また、最新の編集ソフトを手に入れる必要ができてしまった
やればやるほど、深みにはまる映像編集ではあるが、いろいろと役に立つことも確かである
一番大事なのは、授業が面白いと感じてもらうことで、いくら受験に役に立つとか、すばらしい内容でも面白くないと身につかない
受験に直接関係なくても、歴史の面白さをNHKの歴史教養番組などは教えてくれる(教育テレビは少し退屈)
受験に関係ない生徒などでもアニメの日本史には興味をしめす
今後オンデマンドの活用も考えているが、録画できないので編集せずにどう活用するかが課題だ
新しい取り組みは殆ど自腹で、出費もかさむが、自分自身が授業が楽しくないと、生徒にも楽しい授業ができないと思っている
これは、自分の研究は書籍にしても、調査費用にしても自腹であったことの延長上にある
文科省から助成してもらった研究も行ったが、結局は自腹の方が多かった
その分、職場の飲食の付き合いも悪かったりするが、どこかで我慢しないと家計は持たない
金をかけるところはかけて、削るところは削る
周りの人とはちょっとずれているようにも思うけれど・・・
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