今日のサツマイモの収穫に、久しぶりに畑仕事の喜びを感じた。
実は先週に次のニンニクを植えるため、二筋をほどサツマイモを掘ってみた。
いくら掘れど、小さいのが少し出てくるだけで、ナイロン袋いっぱいにもならなかった。
ところが、今回は一筋だけでコンテナ一杯にもなった。
掘り上げる今はたわわに蔓にぶら下がり、型もなかなか良い。
大きいのもたまにはあるが、焼き芋にちょうど良い中ぐらいのが多い。
これぞ鳴門金時という感じである。
実は、始めに量販店の店で買った安い苗は、雨が降らなかったこともあって多くが枯れた。
最初掘った二筋は、それの生き残りであった。
雨が降り出した頃には、量販店にはもう苗も売っていなくて、少々高かったが上郡の種苗の専門店で買った。
しっかりした苗で、ちゃんと根付いてくれたが、植えるのが遅かったので、近くの畑より茂りが悪かった。
隣の畑のおばさんは芋が大きすぎて、料理しづらいとこぼしていたが、たぶん育ちすぎたのだろう。
その点では遅く植えたのが、正解だったのかもしれない。
何より、やはり苗はしっかりしたところで買わねばならないと思った。
安かろう悪かろうでは、結局損失になる。
今年は天候不順で、どこでも畑は苦戦している。
先日も上郡の近所の人が、サツマイモが水っぽいと言っていた。
手入れが出来なかった人は、マルチをしていても苗のそばで草が生えて、成長が悪かったという。
その点では何とか、草にも負けずに育ってくれたと思う。
それは苗を植えるために、あまりマルチを大きく切っていなかったせいでもある。
面倒くさいので、スコップで切れ目を入れて差し込むだけなのである。
雨が多い今年はそれが幸いしたようだ。
今年は里芋もしっかり葉を茂らせてくれているので、収穫が期待できる。
破綻気象の中でも、頼りになるのは芋なのかもしれない。
追記
サツマイモ掘りから一週間後、私は里芋を掘った。
こちらも豊作で、 6株ほどでコンテナの半分くらいになった。
さっさく家内が買ってきた里芋と一緒に煮てくれた。
家のは柔らかくておいしい。
買ってきたのはごりごりと歯触りが悪い。
この里芋は、時期遅れで100円ほどに値下げされた種芋を駄目元で植えたものである。
来年もこの手で行こう・・・
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