ページビューの合計

2014年10月13日月曜日

イモよあなたは強かった

今日のサツマイモの収穫に、久しぶりに畑仕事の喜びを感じた。
実は先週に次のニンニクを植えるため、二筋をほどサツマイモを掘ってみた。
いくら掘れど、小さいのが少し出てくるだけで、ナイロン袋いっぱいにもならなかった。
ところが、今回は一筋だけでコンテナ一杯にもなった。
掘り上げる今はたわわに蔓にぶら下がり、型もなかなか良い。
大きいのもたまにはあるが、焼き芋にちょうど良い中ぐらいのが多い。
これぞ鳴門金時という感じである。

実は、始めに量販店の店で買った安い苗は、雨が降らなかったこともあって多くが枯れた。
最初掘った二筋は、それの生き残りであった。
雨が降り出した頃には、量販店にはもう苗も売っていなくて、少々高かったが上郡の種苗の専門店で買った。
しっかりした苗で、ちゃんと根付いてくれたが、植えるのが遅かったので、近くの畑より茂りが悪かった。
隣の畑のおばさんは芋が大きすぎて、料理しづらいとこぼしていたが、たぶん育ちすぎたのだろう。
その点では遅く植えたのが、正解だったのかもしれない。
何より、やはり苗はしっかりしたところで買わねばならないと思った。
安かろう悪かろうでは、結局損失になる。

今年は天候不順で、どこでも畑は苦戦している。
先日も上郡の近所の人が、サツマイモが水っぽいと言っていた。
手入れが出来なかった人は、マルチをしていても苗のそばで草が生えて、成長が悪かったという。
その点では何とか、草にも負けずに育ってくれたと思う。
それは苗を植えるために、あまりマルチを大きく切っていなかったせいでもある。
面倒くさいので、スコップで切れ目を入れて差し込むだけなのである。
雨が多い今年はそれが幸いしたようだ。
今年は里芋もしっかり葉を茂らせてくれているので、収穫が期待できる。
破綻気象の中でも、頼りになるのは芋なのかもしれない。

追記
サツマイモ掘りから一週間後、私は里芋を掘った。
こちらも豊作で、 6株ほどでコンテナの半分くらいになった。
さっさく家内が買ってきた里芋と一緒に煮てくれた。
家のは柔らかくておいしい。
買ってきたのはごりごりと歯触りが悪い。
この里芋は、時期遅れで100円ほどに値下げされた種芋を駄目元で植えたものである。
来年もこの手で行こう・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿