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2019年4月12日金曜日

身近な糖質中毒

私が糖尿病になった最大の原因はスポーツ飲料の飲み過ぎ。
そして、スイカやメロンなどの甘い果物を多量に食べたことである。
当時は水泳を生徒と一緒にガンガン練習していたので、これだけ運動していれば大丈夫だろうと過信していた。
また、VAAMという、脂肪を燃やしてくれて、持続力も維持できるアミノ酸入りの飲料に対する信仰もあった。
いくら糖質を抑えていても、多量に飲めば摂取量はかなり多くなる。
いつの間にか、出かける時には水を持ち歩かなくてはならなくなり、気がつけば糖尿病になっていた。

その後の生活で、食生活は改善できたと思うが、やはり根本的に糖質中毒から抜け出せない。
タバコは吸わなくても、生活に支障は無いが、糖質を取らないと健康にも問題が出てくる。
要するに適度な糖質なら良いのだが、摂り過ぎると問題が起こる。
この適度というのがかなり難しい。
ご飯の量を減らしても、ビールやワインは飲む。
つい、スナックやパンがお膳の上にあると、口にしてしまう。
家内にはそういう物は、自分が食べたらしまうように言っているのだが・・・
そして、どうしても飲むとラーメンへの誘惑が出てくるので、頼んでも出さないようにとも言っている。
これは身勝手な要求とは分かっているが、糖質中毒者として扱ってもらわねばならない。

以前は日本人が塩分を取りすぎと言うことで、それが高血圧につながるので、塩分控えめが浸透してきた。
しかし、糖質に関しては、個人によって影響の差があり、糖質制限は一般化されづらい。
しかも、テレビの番組やコマーシャルでは、甘くておいしそうな料理やお菓子を見せつけてくれている。
体に良いというチョコレートも、私はカカオ85%のものを食べているが、以前の職場では女性からそれはチョコレートでは無いと一蹴された。
糖質中毒とは行かないまでも、あきらかに糖質依存症が一般的な状態だ。
今の生活と切っても切れない糖質との関係を、真剣に考える時が来ているように思える。



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