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2020年1月23日木曜日

南山大学の恩師の退職

年末に南山大学で教えて頂いていた坂井信三先生より喪中欠礼と退職の件が書かれたはがきが届いていた。
坂井先生は南山大学の卒業生でもあり、文化人類学研究会のOBでもあったので、色々とお世話になった。
一度だけ、新婚早々のご自宅にお邪魔して、酒の肴に出された美味しい里芋を頂いたのを今でも憶えている。
公私にわたりお世話になった坂井先生とは、年賀状のやりとりだけになっていた。

坂井先生は、私が大学2年の頃に赴任してこられ、ずっと南山大学で勤められた。
だから、かれこれ約40年のお勤めということなのだろう。
私は大学院を出てから、殆ど学会にも顔を出さなかったので、お目にかかる機会が無かった。
一度だけ、出版した本を持って、南山大学に行ったけれど、敷居が高く感じてお目にかかることはためらわれた。
今回、3月28日14時から南山大学で退職記念の講演会と、その後の茶話会があるという連絡を受けて、是非参加したいと思った。
おそらく沢山の卒業生や在校生が参加するので、坂井先生とは挨拶程度になるかも知れない。
しかし、ひょっとしたら、大学に行ける最後の機会になるかも知れないと思った。
私は、南山大学の同級生にも声をかけて、この機会に会えるようにすることを思い立った。

次の出版のモチベーションを上げるために、大学時代や大学院時代のことを思い起こしていた矢先だったので好機会に思える。
できれば、これを機会に繋がりが広がったらと期待もしている。
ネットで調べたら、クネヒト・ペトロ先生はご健在のようだし、是非お話を伺いたい後藤明氏も南山大学にはいらっしゃる。
南山大学は入学する時は不本意ながら入った大学だったけど、これまでで一番楽しくて充実した大学となった。
だから、この大学に行けて本当に良かったと思っている。
できれば、当時同じキャンパスで過ごした仲間と会えて想い出を語り合えればと思う。

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