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2020年2月7日金曜日

人生は創るもの

今の職場では、当番でホワイトボードにメッセージを書くのだが、それがいつも悩みの種になっている。
ありきたりだと、誰も見向きもしてくれないし、人の心を捉える言葉など考えつかない。
そこで、前回からネットで名言集から引用させてもらっている。
やはり、立派な先人の言葉にはその人の重みが感じられるからだ。
例えば、松下幸之助氏の
「こけたら 起きなはれ」には、説得力を感じさせられた。
普通に親が子どもにいう言葉なのだが、大会社の設立者となるの説得力は桁違いである。

今回はバーナードショーの
「人生は自分を見つけることではない。自分を創ることだ」
という言葉を引用させてもらった。
よく以前は「自分探し」とか言う言葉がはやった。
どこかに自分らしい仕事や生き方があるかのごとく、それを見つける旅や行動を起こす。
しかし、そんなものがあるわけではなく、見つかる筈もない。
それは教育現場で「自己実現」という言葉が流行ってきたのと同じである。
まさしく「自己」があたかも確立されているかのごとくの前提である。
何歳になっても自己など確立して完成するはずもないように、自分は考えている。
事実、この歳になって、学生時代にやり残した事を未だに引きずって生きている。
この歳になっても、新しい自分を創り出そうともがいてさえいるのだ。

今朝の新聞で孤独死のことが書かれてあった。
特に男性は仕事を失って社会との関わりを無くしてしまう。
仕事以外に自分を生かせていく場をつくる努力と機会が無かったからだろう。
そして仕事は何も雇用されて賃労働するだけではないはずだ。
この春に退職して、常勤に終止符をひとまずうつ自分としても、考えさせられる。
私はこれからの人生を創らねばならない。

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