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2025年11月28日金曜日

ほんの小さなパッキンの重大性

 二階のトイレとウォシュレットを自分で同じメーカーの新しい物と交換した。

一度自分で設置したから説明書も見なくでも、取り外した部品を見れば分かると髙を括っていた。

それが大きな間違いで、ウォシュレットへの接続部分から水漏れが留まらない。

大した量の水漏れではないので、防水テープを巻いたら止まるだろうと思って、ホームセンターで勧められた高いのを買って巻いた。

ところがやはり同じように少量の水漏れが続く。

もっと厳重に巻けば良いと思って、別のテープを巻いて結束バンドでも締め付けた。

それだけ厳重にしてもやっぱり水漏れは続く。


当面は水漏れには下に5リットルのポリ容器を置いて、注ぎ口に大きなロートを差して水を受けていた。

その5リットルの水の容器は一日でいっぱいになり、朝に用を足したときに貯水タンクに上から水を足していた。

その処置によって漏水で水道料金が跳ね上がることは無かったが、毎日続けなくてはいけないし、もし家を留守にしたら溢れてしまうことになる。

そこで、本格的な水漏れの対策道具を買って、時間が有るときに修理することにして置いた。


ある日、ポケットの中に小さなビニール袋に入ったパッキンが出てきた。

ウォシュレットを交換するときに、無造作にポケットに入れており、その時はいていたズボンをはくまで気がつかなかったのだ。

これで原因が判明したのだが、厳重に対策した結束バンドやテープを剥がすのをどうしたものかと思案していた。

そんな時に、部屋を片付けていたら、巻き爪を切る爪切りが出てきた。

これで結束バンドを切るのが簡単になった。


やっと一ヶ月後に、止水栓を止めて修理に取りかかったのだった。

結束バンドは簡単に切れたが、漏水対策のテープを剥がすのは至難の業だった。

ハサミで少しずつ切りながら、何とか力尽くで剥がすことができた。

ナットもかなりきつく閉めていたので、水道工事用のモンキーを回すのには骨が折れた。

そして、パッキンをはめて閉めると、見事水漏れは収まった。


ウォシュレット本体や、取り付け部品のと比べて、ちっぽけなパッキンを忘れたが故に、余分な出費と労力、時間を奪われてしまった。

そもそも、液体や気体を通す管を繋ぐにはパッキンが絶対必要だという基礎知識が無かったのだ。

初歩的な知識だが意外と知られていないらしく、弟に話したら同じような経験をしたらしきことを話していた。

世の中の多くの人は、ウォシュレットを自分で交換するような人はいないかもしれない。

綺麗なトイレなら業者に頼んだかもしれないが、二階のトイレはちゃんと掃除ができず、業者に見られるのも恥ずかしかったのだ。


まあ、この痛い経験によって、なんでも細部に気を配る必要があるということを学んだのは良かったとは思う。

実は少し前も、手回しの唐箕を組みたてていて、ちゃんとワッシャーを付けるのを忘れているのを組みたててから気がついた。

いまさら分解して付け直せなかったので、そのまま使って問題は現在のところ起こってはいない。

しかし、耐久性の問題や分解や修理の必要が出てきたときには困るかもしれない。

相棒の杉下右京のように「細かいことが気になる悪い癖」を持つことも大切なように思った。

そういえば日本の総理大臣も細かいことを気になされた方が良いように思える。



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