毎週日曜は相変わらず家内とドライブして昼食をとっている。
ふたりとも平日にでも行けるようになったのだから、平日に行った方が空いているし、平日のみの安いメニューもある
だけど、結局日曜にじっと家に居ること自体が面白くないので、ドライブに出かけてしまう。
今回は朝に岡山の蒜山を特集した「小さな旅」を観たので、蒜山に行こうと思った。
毎年夏には避暑をかねて蒜山にそばを食べに行くのだが、今回は鳥取道を使って楽に行こうと思ったのだ。
ところが、鳥取道に上がるまでの国道373で初心者の車がいて速く進めなかったし、鳥取道でも車が多くて時間がかかった。
休憩と思っていた道の駅西いなば気楽里に着くころにはら11時になっていたので、そこで昼食を済ますことにしてしまった。
この道の駅はだいぶ以前から利用していたのだが、昼食メニューがイマイチのところがあった。
いつも利用している「きなんせ岩美」にある海陽亭の海鮮丼を食べてきたので少々不満気味であった。
ただし、岩美のほうは値段が上がったのに、内容が乏しくなってきたので最近は行かなくなっていた
新しくできた「道の駅ほうじょう」には6月頃に雨の中に寄ってみたが、利用者がいっぱいすぎて、食堂には入れず弁当を買って食べなくてはならなかった
今回も寄ってみようと思ってはいたのだが、「気楽里」の食堂が時間的に空いていたので収まってしまった。
あまり内容は期待していなかったのだが、メニューが大きく変わっていて、海鮮丼が岩美より安くて美味しそうだった。
そこで家内と一緒に1700円の海鮮丼を注文することにした。
テーブルが多くて、お客さんが多いので注文してから時間が多くかかった。
ウエイターやウエイトレスは若い人が多くて、女性は研修のアジア系の外国人であった
しばらくして持ってきてくれた海鮮丼は、かにの甲羅にワサビとかに味噌を載せて、かにの小さな爪も添えてくれていた。
海陽亭でも以前はそうしてくれていたのだが、最近はついていなかったので二人で喜んだ。
海陽亭では地元で朝に獲れた海産物という触れ込みだけ合って、確かに新鮮で独特の種類の魚介類で美味しいのだが値段が1000円ほど高い。
普段は回転寿司で満足している夫婦にとって、オーソドックスな刺身ののる「気楽里」食堂の海鮮丼で充分なのである。
それでも、地元の白いかの醤油漬けはついていた。
家内と「美味しいね」と言いつつ私は先に平らげてしまった。
いつもは海鮮丼を残すことがない家内も、ここの海鮮丼はご飯の量が多かったらしく、少し残したので私が手伝った。
道の駅の売店にも立ち寄ったが、岩美の道の駅のように魚は本格的ではないが、以前よりは品数が増えている。
野菜にしても土産物にしても、やはり見劣りすることは否めない。
ただ、店内で軽く食べられるものが売ってあって、自由に座れるテーブルの用意されてあるので、小規模なフードコートのようになっているの利用しやすいと思う。
入り口には足湯もあるし、駐車場の北側には子供が遊べるビニールプールも用意してくれている。
子供を連れた家族連れにはゆっくりと過ごせる道の駅になっているように思えた。
ただ、私ら老夫婦がゆっくり過ごすには物足りなさを感じた。
当初の計画では蒜山まで行く予定だったが、道の駅西いなば気楽里から下道を引っ返して帰ることにした。
自動車道からの景色は面白みがないのだが、国道9号線の下道は海岸沿いにあって景色は抜群だ。
前回来た時は海が荒れていて、サーファーがいっぱい海で楽しんでいた。
今回はそれほどの波がないし熱いので、サーファーは殆ど見かけなかった。
そして、たまに釣りをする人や、海水浴をする人などを白兎海岸で見かけたが、あまり人はいなかった。
酷暑では海岸に出る気がしなくて当たり前のように思えた。
来る時に入道雲が見えていたのだが、家内は日本海の上の雲だと言ったが、実は日本海には雲がかかっていない。
とすると、智頭あたりで曇っていたのが、ちょうど入道雲の真下だったことになる。
必ずしも入道雲の真下では雨が降っているとは限らないなと家内と話した。
そして、海岸線からいつものように29号線の山道に向かう。
目指すは若桜の道の駅である。
今回は珍しく若桜鉄道の列車と並行して走ることになって楽しむことが出来た。
道の駅若桜では毎回大山乳業の牛乳モナカを一つ買って、二人で食べている。
一つずつ買わないのは値段が高いのと、家内には量が少し多いからだ。
地元のスーパーにも置いてあるしそちらの方が安いのだが、ドライブの途中で食べるのが美味しい。
しかも、家内の好きな小豆入りは地元では売っていない。
今までは車の中でドライブしながら食べていたが、店の縁台で食べ始めて、前回からは暑いのでエアコンのついたベンチのある観光案内室で食べている。
若桜からいよいよ山越えで、急な坂道となるし、ラジオやネットも使えなくなる。
途中にある新戸倉トンネルでは、気温が下がって24℃にもなり、下界とは10度近く違う。
窓を開けて冷気を入れたりするが、トンネルを抜けると徐々に暑くなっていく。
音水湖は前回来た時はカヌーマラソンのイベントで賑やかだったが、今回はかなり水位が落ちてささやかにSUPで楽しんでいる人がいるだけだ。
そのうち雨が降ってきて、やはり入道雲が峠の山の上にあったことが証明された。
久しぶりの雨で喜んだが、波賀町の町に入ってくる頃は止んできて、やがて山崎付近では晴れ渡っていた。
峠の山沿いでは雨がそこそこ降っているようで、農作物も生き生きとしていたが、やがて平地になると干からびているのも目についた。
上郡の家に帰ってきたのは夕方の4時前で、高い太陽の灼熱の現実の前に急いで家のエアコンで涼まねばならなかった。
今回のドライブは安くて美味しい海鮮丼と日本海、そして峠の久々の涼しい風と雨であった。
泊まりがけで遠くまで行くことがない二人にとっては、良い気晴らしドライブになった。
今の乗っているシエンタはこういう道では20km/L位なので、300kmほど走ってもガソリン15Lで2500円程度である。
これを電車とバスを使えば二人で優に1万円は超えるだろう。
少々高い昼食をしてリッチな気分にさせてくれる一日旅である。
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