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2014年8月30日土曜日

髪のDIY

私は散髪屋には年に1~2回ほどしか行かない。
以前は全く行かない年もあった。
それは、自分で電気バリカンを使ってやっていたからである。
それが数年前に壊れて、買おうとしたのだが家内がどうしても駄目だという。
散髪屋へ行くか、嫌なら家内がやってくれるというので、買うのも高いこともあって我慢した。
ここのところは、家内が髪梳きの道具で上手にやってくれていた。
ただ、家内はなるべく髪を長めに残そうとする。
理由は私が厳つい体型と人相なので、人に脅威を与えないためだという。

最近テレビで頭髪の薄さを髪を伸ばして誤魔化すよりも、短くした方が良いと知った。
家内も夏と言うこともあって、頭頂の薄さを目立たないように全体的に短くしてくれていた。
それでも自分としては、水泳の後や洗髪後が面倒だし、一番嫌なのは窓を開けて運転するので髪がばさばさになることだ。
私は軽トラがあまり燃費が良くないし、スピードも余りだしていないので、雨の日以外は窓を開けている。
以前髪を長くしていると、時々目に入ったり、顔に触って嫌だった。
そして何より、でかい頭には短髪の方が、農作業でかぶる麦わら帽子がかぶりやすい。

今回、意を決してリサイクルショップで安い電気バリカンを買った。
もうけたと思って早速、自分で刈り上げた。
大変な状態になってしまった。
安いだけあって、長さを調節する器具が甘くて、ひげ剃り状態になってしまったのだ。
左のこめかみのあたりが完全に剃り上がったので、右も同じようにせねばならない。
こめかみあたりは顔か頭か分からない状態になってしまった。
家内が戻ってきて見て、至る所が虎刈り状態だというので、直してくれて頼んだが、修復不能と突き放された。
いっそ、スキンヘッドにしようかというと、いかついから止めた方が良いと言われて諦めた。

確かに丸刈りはでかい顔が強調されるし、暑さ寒さを直に感じさせられる。
しかし、白髪が目立たなくなるので、年齢不詳になってくれる。
白髪はどうしても老けてみられるのである。
最近は若い人でもスキンヘッドの人も多くなったが、金をつぎ込んで薄さや白さを誤魔化すより、そのほうが良いような気もする。
職場では、遠慮してか良いとも悪いとも言われなかったが、場合によって短い方がセクシーだと一般的に言ってくれる人もいた。
ただ、短くすると初対面の人や、公共の場では距離をとられることも事実である。
以前、私の目の前で、わざわざサングラスを外すおじさんもいて、そこまで恐がらなくてもと思った。
だいたい近年はその方面の方は、もっとおしゃれである。

ただ、この自分でやる散髪は、寒い冬にはできない。
やる時はだいたい、上半身裸で洗面所で行うからである。
そうしないと、刈った短い毛が服に付いてとれない。
冬場は我慢して安い散髪屋に行くか、家内にやってもらう。
だから自分にとっては、夏の装いに戻ったと言うことになる。
今度のバリカンはくせ者なので、次は工夫しなくてはいけないが、二回やれば十分元が取れる。
そう言えば職場の上司も、1000円で散髪してきたと自慢していた。
高給取りでさえそれだから、いわんやぺいぺいは、というところだろうか。
それでも近所の人は、殆ど無い髪でも頻繁に散髪に行って人もいる。
これからの散髪は、安く気分転換できるようになれば、もっと利用するのではないかと思う。
流れ作業のようにやられる安い散髪屋さんは、私は苦手である。
プールやスポーツジムで、ちょっとついでに散髪というのが良いのではないだろうか・・・



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