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2014年8月6日水曜日

蓮の花咲く散歩道


今年もだいぶ前から近くの池には蓮が咲いている。
私の散歩コースは、幾通りかあるのだが、この季節は蓮の池のそばを通るコースが多い。
咲き始めの頃は、花の数も少なく、少々寂しい。
しかし、今は花びらが散りかけていたり、種ができた実も混じっている。
その中で、池一面に葉が生い茂り、その上で花がいっぱい咲いている。
この様子を極楽浄土の如しと思うのも不思議は無いと思った。

先日も千種に水をくみに行った時は、ちょうど南光町ではひまわり祭りを行っていた。
あたりいっぱいに黄色い花が咲き誇る様子は、あの映画の世界に思えた。
年々規模が大きくなり、多くの人が訪れる。
御津の梅園は年配の人が多いのだが、ひまわり畑は子供連れや若いカップルも多い。
夏の真っ盛りに、華やかで若々しさを感じさせるのがひまわり畑だ。


近所の蓮の池はマニアの人が写真を撮りに来たりするが、大勢の人が見に来るものでは無い。
近所の人が、美しさを褒めながら散歩がてら見に来る程度である。
蓮根もとる人がいるが、栽培目的ではないので自然である。
栽培目的で水田やため池を利用している蓮は農作物という感じだ。
ほとんど管理せず、自然に任せている蓮なのにむしろ気品を感じる。
多くの花が何か媚びた感じがするのに、蓮はそれを感じさせない。
そして、花同様に葉にも優しさを感じる。
水面を隠してしまって、まるで雲海のように生い茂る葉
何の変哲も無いため池を大きなキャン
パスに変えてくれている。
まさしくこの季節の散歩道は画廊なのである。




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