今日(12/7)は仕事が無いので、朝の9時過ぎにのんびりとクロと散歩をしていた。
すると、姫上線(兵庫県道5号姫路上郡線)から南に伸びた道路の路肩に、見覚えのある白い車が停まっている。
やっぱりそうだ 近所のコウノトリの追っかけカメラマンOさんが撮影している。
思わずその近くの鉄塔を見上げると、2羽がてっぺんにとまっている。
Oさんの車が無かったら完全に見逃していた。
Oさんに手を振ると、彼も嬉しそうなポーズを返してくれた。
Oさんは重い持病を抱えているのだが、コウノトリが冬場に戻ってくると俄然元気が出る。
早速、うちに帰ると家内にも、いさんで報告したら、家内も一緒に喜んでくれた。
今年は稲が大きく伸びるまで、3羽も長く滞在してくれていた。
きっと帰ってきてくれると心待ちにしていたのだが、心配事がある。
その一つは、山陽自動車道が赤穂付近で通行止めになっているので、姫上線に多くの車が迂回して通っている。
特に大型のトラックが頻繁に通っているので、その騒々しさで嫌にならないかということだ。
もう一つは、キツネが昼までも走り回っていることだ。
先日も、夕方の散歩の途中に大きな貯水池の土手に上がると、いきなりキツネが走って逃げていった。
どうも、貯水池の水際にいる水鳥を狙っていたようだ。
まだ、若ギツネのようだから、狩りは下手だとは思うが、安心はできない。
そして何よりも、今年の猛暑の影響で、餌となる小動物が減っているということだ。
前にも書いたように、農薬の空中散布の影響などもあって、昆虫や小動物が減ってしまい、雀やツバメも減ってしまっている。
そういう心配がありながら、コウノトリの我が地域への来訪は何よりも楽しみである。
冬場の何も無い水田の景色の中に、コウノトリの姿を見いだすと本当に救われた気分になる。
そして、大空を悠然と翼を広げてい飛んでいる姿は、自分も空を飛んでいる心地にさせてくれる。
昔の人はコウノトリも鶴として大切にし、幸せを願う心を託していたのだと思う。
まさしくOさんはコウノトリに生きる力をもらっていると言って過言では無いだろう。
ニュースでは戦争や犯罪、政治家の腐敗など気の重くなることばかり流れてくる。
そんな中で、コウノトリの来訪は、私にとっても日々の励みを与えてくれるものだ。
まだまだ、捨てたもんじゃないよ!
この幼稚園が廃園になってしまった過疎の村も!
きっと、赤ん坊も運んで来てくれるでしょう・・・
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