NHKのアナザーストリー「ジョン・レノン そして「イマジン」は名曲になった 初回放送日: 2023年12月8日」を見て、授業でイマジンを紹介したいと思った。
この名曲を私が教えている高校生は殆ど知らない。
英語の授業のように、一文一文生徒に訳してもらい、解説を加えた。
そして、最後にYouyubeで動画を観てもらった。
普段授業中に寝ている生徒もこの時ばかりは真剣に聞いてくれていた。
NHKも戦争が多発している今だからこそ、ジョンレノンの命日に放送したということはよく分かる。
今年はFMラジオでもディスカバービートルズⅡが放送されていて、そこでもジョンのことを詳しく語られている。
私たちの世代はビートルズを知らない者は殆どいないと思うが、その4人の誰が好きかという好みの違いがある。
私はどちらかというとポールが好きだったし、バンドのボーカルとしては、仲間からジョンよりもポール的だと言われていた。
最近ポールの性癖を知ってからは、ジョンの方に惹かれるようになっていた。
また、オノヨーコはあまり良い印象では無かったのだが、Imagineの元となった詩は彼女が書いたことを知って、ジョンにとってのその存在の大きさが理解できた。
このImagineのことを山間部の生徒に語ったところ、生徒から自分の父親もビートルズが好きでよく聴いているという話を廊下で歩きながら聞かされた。
その生徒の父親は今でもバンドを続けていて、ベースを担当しているという。
生徒はその影響で、自分もギターを練習しているし、ビートルズの曲もよく知っているようだった。
ビートルズは親子とか、教師と生徒のように大きく離れた世代を結びつけてくれる力を持っている。
そして、Imagineは世界の人々の心を結びつける力さえ持っている。
それを生徒に知ってもらいたかった。
歌には人々の心に訴えかける力があり、こういう時代でも今日をしっかり生きていこうという気持ちにさせてくれる。
ジョンのHappy Xmas (War Is Over) は、勤務していた特別支援学校の忘年会の余興で職員バンドのボーカルとして歌ったことがあった。
Imagineに関しては、ステージで一度も歌ったことが無かったし、練習したことも無かった。
あまりにも有名すぎて、人前で歌う気にならなかったからだ。
NHKの番組を観てからは、ギターを弾きながら一人で家で歌って練習している。
できれば日本でも平和運動としてみんなと一緒に歌えればと思っているのだが・・・・
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