6月29日の土曜日は赤穂の畑のジャガイモと枇杷の収穫を行った。
しばらく来ていなかった畑は、ジャガイモの姿など枯れてなく草だらけ、まずは草刈り機で草を刈らねばならなかった。
本来はマルチをして、掘り起こすのを楽にするはずだったのだが、それができてなかった。
雨上がりの土は重く、備中鍬に絡みつく。
それでも、畦の幅を広く空けて、高くしていたので幾分掘り起こしやすかった。
できはまずまずで、マルチが無くてもそれ程腐ったりはしていなかったが、蟻にはそこそこやられていた。
家内は掘り起こした芋を拾い上げて、コンテナに入れた。
また、家内は私が掘り起こす合間に、落花生や薩摩芋の苗の周りの草取りをした。
先日、急いで蔓を刈って植えた苗はちゃんと付いていた。
今年は薩摩芋よりも大豆を多く植えるつもりである。
隣の畑のお婆さんがジャガイモが全部あおくなってしまった嘆いた。
お爺さんが調子が悪くなって、私の同級生の息子と畑をしてるのだが、まだ経験が乏しい。
どうも、種芋を浅く植えてしまったのが原因らしい。
私も今回は、メークインとキタアカリの種芋を混ぜて植えてしまい、芋が混じってしまっている。
それでも、コンテナに3杯ほど採れた。
後で聞いたのだが、上郡町中野の近所の家では雨不足でさっぱり採れなかったという。
実は朝の9時前に畑に到着して、一畦を残して昼になってしまった。
一畦掘りきるのは諦めて、帰ることにした。
この3時間ほどの間ずっと芋を掘っていたのでは無くて、合間合間に草を刈ったり、枇杷の収穫をした。
枇杷は目の細かいネットを掛けていたお陰で、鳥にはやられていなかったが、照りが悪かったせいか甘みが少なくて水っぽかった。
粒はピンポン球ほどにはなっていたのだが、職場の人に配るには憚られた。
かつてジャガイモを掘っていて、熱中症になってしまった経験から水分補給はまめに行った。
腹が空いたら枇杷を囓った。
それでも、帰る頃には二人ともへとへとになって、足許がよろついてしまった。
近くのスーパーマーケットによって昼の弁当を買った。
家内が小豆キャンデーを買って二人で車中で食べたが、帰ってからのビールが不味くなるので少しだけにした。
この梅雨の合間のジャガイモと枇杷の収穫が一番過酷な作業である。
家内の実家は高齢で、ジャガイモを植えるのは数年前に止めている。
私も来年からは、家の近くの畑に植えて少しずつ掘ろうと思っている。
マルチをすれば、掘らずに置いておいても良さそうなので、来年はしっかりマルチもしよう。
美味しいビールを二人で飲みながら来年のことを話した。
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