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2014年6月10日火曜日

タマネギの収穫期の淡路

この日曜日(6/8)は、水泳の交流大会があって、引率で南あわじに行くことになった。
実は淡路島に行くのは、花博(2000年)以来だから、14年ぶりということになる。
明石から見えている淡路島を見ながら、行ってみたいと思い続けていた。
いつも二の足を踏んでいたのは、明石大橋の通行料の高さだった。
この4月からETC利用で900円ということになり、気軽に行けることになった。
車で通る明石大橋は二度目だが、他のどの橋よりも圧巻である。
何よりも、明石海峡が漁船で賑わっているのを見るのも、楽しくなる。
神戸淡路鳴門自動車道は山の上を走っているので、海を眺めながら走れて快適である。
用事できているのでなければ、どこかのパーキングで景色を眺めたいくらいである。

南あわじ市は遠かった、自宅から120kmほどある。
会場の温水プールに着いて、車のドアを開けたとたん、タマネギの臭いがした。
ちょうど収穫期で、回りの畑にはいっぱいタマネギが大きくなっ、て葉が折れ曲がって並んでいる。
天気も良いので、日曜なのに農家の人が忙しそうに収穫作業を始めていた。
私はレースが始まる前に、散歩がてら昼の弁当を買いに出かけた。
タマネギは掘り上げるのは機械だが、後はほとんど手作業である。
ひとまとめに括って,コンテナに入れたりして、タマネギ小屋まで運んでいく。
じっくり腰を下ろして作業をしているのだが、ほとんどの人が中高年で、若い人は滅多に見ない。
特に若い女性を見かけることがないので、何となく寂しい感じがした。
また、有機農業を手がけている私には、草一本生えていない畑には違和感を感じた。
マルチを使わず草が生えていないのは、除草剤を使っている可能性が高いからである。

レースが進んで、昼休みとなった。
私は時間の合間に昼食は済ませていたので、もう一度散歩に出ることにした。
どうも地形が気になっていたからである。
地理の授業を担当しているせいか、どうしてもそちらに関心が向いてしまう。
洲本川があって、その周りに平地があるのだが、もう一段上にも平地がある。
まさしく河岸段丘のようなのだが、一段上の平地は上がってみると、結構広い。
開拓事業によって広げられたのかもしれないが、寺や神社はそういうところに建てられているので、年代は古いようだ。
一段上の平地からは、遠く海まで見える。
洲本高校側の段丘に行くと、もっと広々として、海からの風がさわやかに通っていた。
午後12時過ぎなのだが、それほど暑くもなく散歩できた。

レースが終わって、帰宅する頃には夕方の日差しに回りは赤く染まっている。
明石大橋は今度は西側を見渡したのだが、瀬戸内海はこんなに広大であったのかと感じた。
児島坂出ルートの橋では島がたくさん見えたし、狭い感じがしていたからである。
橋から眺めるパノラマは、一時旅の気分を味合わせてくれた。
兵庫県はいろんな顔を持っているとつくづく思う。
もっと、その魅力をアピールして観光客を呼び込んでほしいと思う。
昼間見た入浴観光施設はお客さんがまばらだったからである。

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